訛(なま)りは国(くに)の手形(てがた)
言葉の訛りで、その人の出身地がわかるということ。
なまり‐ビスマス【鉛ビスマス】
鉛とビスマスの合金。融点セ氏125度。沸点セ氏1670度。水や空気に触れても激しく反応しないことから、高速炉の冷却材や、加速器駆動未臨界炉における核破砕反応のターゲット物質としての利用が検討され...
なまりフリー‐はんだ【鉛フリー半田】
鉛を含まないはんだ。鉛が環境中に廃棄されると、人体や生物に有害なため、他の金属への置き換えが進められている。錫(すず)・銀・銅および錫・ビスマスの合金が用いられるが、融点が高いなどの問題点がある...
なまり‐ふん【鉛粉】
鉛の粉末。蒔絵(まきえ)の顔料として用いる。
なまり‐ぶし【生り節】
カツオの肉を蒸し、一度だけ火入れして生干しにした食品。煮つけや酢の物などにして食べる。なまぶし。《季 夏》「藁苞(わらつと)に背腹見えけり—/鬼城」
なまりれいきゃく‐こうそくろ【鉛冷却高速炉】
液体の鉛または鉛とビスマスの合金を冷却材として用いる高速炉。第四世代原子炉の一つとして開発が進められている。鉛合金冷却高速炉。LFR(lead-cooled fast reactor)。
なま・る【訛る】
[動ラ五(四)]ある地方特有の発音をする。標準語・共通語とは異なった発音をする。 [補説]多く、方言にいうが、「『けったい』は『きたい(希体)』のなまった形である」というふうにも使う。
なま・る【鈍る】
[動ラ五(四)] 1 刃物の切れ味が悪くなる。「包丁が—・る」 2 鋭さが失われる。勢いが弱まる。にぶる。「からだが—・る」 3 技量・働きの冴(さ)えがなくなる。にぶる。「腕が—・る」
なま・る【隠る】
[動ラ四]《「なばる」の音変化》隠れる。「難波の小江(をえ)に廬(いほ)作り—・りて居る葦蟹(あしがに)を」〈万・三八八六〉
なま‐ろく【生録】
《「生録音」「生録画」の略》直接現場の音や状況を録音・録画すること。