なめ‐みそ【嘗め味噌】
野菜・果物・穀物・豆・魚・獣肉などを入れてつくった味噌。副食や酒の肴にする。たい味噌・ゆず味噌・金山寺(きんざんじ)味噌など。
なめ‐もの【嘗め物】
嘗め味噌・ひしお・塩辛などの、半固形体の副食物の総称。
なめ‐らか【滑らか】
[形動][文][ナリ] 1 物の表面にでこぼこがなくて、すべすべ、また、つるつるしているさま。「—な肌ざわり」 2 物事が、すらすらと滞りなく進むさま。「—な話しぶり」「両国間の折衝が—に運ぶ」...
な◦めり
[連語]連語「なんめり」の撥音の無表記。であると見える。であるらしい。「うるはしき皮—◦めり」〈竹取〉
なめりかわ【滑川】
富山県中部の市。富山湾に臨み、早月川河口沖はホタルイカ群遊海面として特別天然記念物。売薬業が盛ん。人口3.4万(2010)。
なめりかわ‐し【滑川市】
⇒滑川
なめ・る【滑る】
[動ラ四]すべすべしている。ぬるぬるとすべる。ぬめる。「わづかにかかる石の橋の、苔は—・りて足もたまらず」〈謡・石橋〉
な・める【嘗める/舐める】
[動マ下一][文]な・む[マ下二] 1 舌の先でなでるように触れる。「切手を—・めてはる」「猫が毛を—・める」 2 舌の先で味をみる。また、そのようにして酒を少しずつ飲む。口に含んだものを舌で味...
なめろう
《「皿までなめろ」の意という》アジ・サンマ・イワシなどを三枚に下ろして細く切り、味噌・ネギ・青ジソ・ショウガなどとあわせて包丁でたたいたもの。房総の郷土料理。
なめんだら
[形動ナリ]整頓されていないさま。秩序のないさま。「在々所々—に、ここに一手、かしこに一手」〈伽・鴉鷺合戦〉