てんぐ‐どう【天狗道】
天狗の住む世界。堕落した者が落ちるという魔界。仏教の六道にならっていう語。「—にも三熱の苦悩」〈鏡花・高野聖〉
てん‐えん【天淵】
[名・形動]天と淵(ふち)。天地。転じて、非常にかけはなれていること。また、そのさま。「其相違—啻(ただ)ならず」〈福沢・福翁百話〉
で‐もの【出物】
1 売りに出されている中古品や不動産など。「良い—がある」 2 吹き出物。おでき。 3 おなら。屁(へ)。 4 客に出す料理。また、芝居茶屋が客席の見物客に出す茶菓・弁当。 5 芝居などのだしも...
て◦む
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+推量の助動詞「む」》 1 推量を強調して表す。きっと…だろう。…にちがいない。「秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを過ぐし—◦むとか」〈万・四三一八〉...
て‐ぶり【手風/手振り】
ならわし。風習。風俗。「天離(あまざか)る鄙(ひな)に五年住まひつつ都の—忘らえにけり」〈万・八八〇〉
デフロスター【defroster】
冷凍庫や冷蔵庫、エアコンの室外機内の霜を取り除く装置。また、自動車や鉄道の運転の妨げにならないよう、窓の曇りを防ぐ装置。→デフロスト
て◦まし
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+推量の助動詞「まし」》 1 事実に反することを、不満や後悔の思いで想像する意を表す。…すればよかっただろうのに。「昼ならましかば、覗(のぞ)きて見たてまつり...
デフロスト【defrost】
冷凍庫や冷蔵庫、エアコンの室外機内の霜を取り除くこと。また、自動車や鉄道の運転の妨げにならないよう、窓の曇りを防ぐこと。→デフロスター
てま‐しごと【手間仕事】
1 手間のかかるめんどうな仕事。「—をいとわない」 2 手間賃を取ってする仕事。「いくらにもならない—」
て‐みそ【手味噌】
1 自分が原因の失敗。「海士を浪へ投げ込んだは汝(おのれ)が—」〈浄・安達原〉 2 いかさま。いんちき。「お身たちのやうに—は付けず、正味の負けがおびただしい」〈浮・子息気質・二〉 3 「手前(...