とう‐かん【東関】
1 東方の関所。特に、京都の東にある逢坂(おうさか)の関。「昨日は—の麓にくつばみをならべて十万余騎」〈平家・七〉 2 関東のこと。「あるは西海の波の上、あるは—の雲のはて」〈平家・一二〉
とうが【東雅】
江戸中期の語学書。20巻。新井白石著。享保2年(1717)成立。中国の「爾雅(じが)」にならって、国語の名詞を15の部門に分け、語源的な解釈を施したもの。
とうきょう‐ゆうしゅん【東京優駿】
日本の中央競馬の、五大クラシックレースの一。英国のダービー1にならって創設。毎年5月に行われる。通称、日本ダービー。
問屋(といや)の只今(ただいま)
問屋が、「ただいま送ります」と言いながらなかなか品物を送らないところから、約束の期日が当てにならないことのたとえ。
とうしゅ‐ばん【投手板】
野球で、投手が投球の際、軸足を触れていなければならない板。ピッチャーズプレート。
どうげん‐こ【洞元湖】
群馬県北部、利根郡みなかみ町にある人造湖。昭和30年(1955)、日本初の地下発電所として完成した須田貝ダムの貯水池。面積1.3平方キロメートル、湖面標高743メートル。利根川本流と支流の楢俣(...
どういつ‐げんり【同一原理】
《principle of identity》論理学で、思考の原理の一。「AはAである」という形式で表される。一定の思考過程に登場する概念は、常に同一の意味で用いられなければならないということ。...
ドイトゥン‐ロイヤルビラ【Doi Tung Royal Villa】
タイ北部の都市チェンライの北約60キロメートルの山間部にある宮殿。1987年に現国王プミポン(ラーマ9世)の母、シーナカリン王太后が離宮として建造。タイの伝統的なランナー様式に、スイスの山小屋を...
とう‐せい【当世】
1 今の世の中。いまどき。現代。「その柄は—のはやりではない」 2 「当世風」の略。「同じ貰うなら矢張鞍馬の娘を貰った方が—だぜ」〈魯庵・社会百面相〉
てんぽ‐ばいしょう【塡補賠償】
債務不履行に基づく損害賠償で、債務が履行されたならば債権者が得たであろう利益の全部の賠償。