なら・う【習う/慣らう/馴らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 教わったことを繰り返し練習して身につける。けいこする。「夜ふけに一人でダンスのステップを—・う」 2 知識や技術などの教えを受ける。教わる。学ぶ。「父から将棋を—・う」「...
何(なに)をおいても
どんな物事にも優先させて。まず第一に。何はさておき。「生きていくには—食糧を確保しなければならない」
斜(なな)めならず
「なのめならず」に同じ。「其(その)声—不機嫌なり」〈紅葉・二人女房〉
ない‐さい【内済】
表沙汰にしないで内々で事をすませること。「もし青山の親戚一同にこの事を—にする意向があるなら」〈藤村・夜明け前〉
なかはら【中原】
姓氏の一。 平安時代以来、清原氏とならぶ明経道(みょうぎょうどう)の博士家。南北朝時代から押小路氏を称した。 [補説]「中原」姓の人物中原淳一(なかはらじゅんいち)中原親能(なかはらちかよし...
ながめ‐の‐そら【眺めの空】
物思いに沈みながら見る空。「心の通ふならば、いかに—も物忘れし侍らむ」〈源・賢木〉
ながめ‐がち【眺め勝ち】
[形動ナリ]物思いに沈みながら見やることの多いさま。「ただならず—なり」〈源・空蝉〉
長持(ながもち)枕(まくら)にならず
大は小を兼ねるといっても、大きすぎては用をなさないこともある。杓子(しゃくし)は耳かきにならず。
なか‐ぞら【中空】
[名]空の中ほど。中天。「—までも立ち昇る烈々とした炎の色は」〈芥川・地獄変〉 [形動ナリ] 1 どちらともきまらないさま。中途半端。「いづ方にも寄らず—にうき御宿世なりければ」〈源・柏木〉...
ながら・える【永らえる/長らえる/存える】
[動ア下一][文]ながら・ふ[ハ下二]《「流らう」と同語源》 1 命を長く存続させる。長く生きつづける。「心ならずもこの歳(とし)まで—・えた」「生き—・える」 2 長い時間を経る。「世の中は常...