口(くち)を滑(すべ)ら・す
言ってはならないことをうっかり口に出して言う。「酒席でつい—・してしまった」
くち‐い・る【口入る】
[動ラ下二] 1 口出しをする。「ともかくも—・るべきことならず」〈源・夕霧〉 2 周旋する。仲立ちをする。「しりにこのことに—・れたる人と乗せてやりつ」〈かげろふ・下〉
愚痴(ぐち)をこぼ・す
言ってもどうにもならないことを言って嘆く。「友人に—・す」
くち‐かず【口数】
1 ものを言う回数。ことばかず。「—の多い人」 2 食べ物を用意しなければならない人の数。「—を減らす」 3 一口単位で集める寄付や資金などの数。
嘴(くちばし)が黄色(きいろ)・い
《ひな鳥のくちばしが黄色いところから》年が若くて経験の足りないことをあざけっていう言葉。「まだまだ—・くて頼りにならない」
くち‐ずさ・ぶ【口遊ぶ】
[動バ四] 1 「口遊(くちずさ)む」に同じ。「ゆたのたゆたに、と—・びて」〈狭衣・二〉 2 鳴く。「かた岡に谷の鶯門出してはねならはしに—・ぶなり」〈夫木・二〉
グヌンムル‐こくりつこうえん【グヌンムル国立公園】
《Gunung Mulu National Park》マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州にある国立公園。ムル山、アピ山、ブナラト山と周辺の熱帯雨林からなり、カルストが広がる。ディア洞窟、ラ...
くみ‐あ・う【組(み)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに組む。「肩を—・う」 2 互いに組みついて争う。「がっぷりと四つに—・う」 3 仲間になって力を合わせる。「金富の伯父さんと—・ってる仕事なら」〈魯庵・社会百面相〉
口(くち)から高野(こうや)
《うっかりした言葉がもとで、出家して高野山へ行かなければならなくなるの意から》「口は禍(わざわい)の門(かど・もん)」に同じ。「—へ参ったかと後悔すれど」〈洒・繁千話〉
グレース‐ピリオド【grace period】
猶予期間。特に、特許出願前に発明内容を公表しても、新規性が失われていないとみなされる期間のこと。 [補説]特許を取得するには発明に新規性(出願時に公然と知られていないこと)がなければならないが、...