あさ‐だ・つ【朝立つ】
[動タ四]朝早く旅立つ。「旅衣—・つ人はたゆむなり霧に曇れる明け暮れの空」〈風雅・旅〉
あさて【明後日】
「あさって」に同じ。「—ばかりに(出立ト)なりて」〈源・明石〉
あさな‐さな【朝な朝な】
[副]「あさなあさな」の音変化。「—上がるひばりになりてしか都に行きてはや帰り来む」〈万・四四三三〉
あさ‐はか【浅はか】
[形動][文][ナリ] 1 思慮の足りないさま。「—な考え」「—にも口車に乗ってしまった」 2 空間的に奥行きの浅いさま。「—なる廂(ひさし)の軒は」〈源・夕霧〉 3 深みがなく、あっさりしてい...
あさひジャーナル【朝日ジャーナル】
朝日新聞社が発行していた週刊誌。昭和34年(1959)創刊。平成4年(1992)廃刊。和田斉、筑紫哲也などが編集長をつとめた。赤瀬川原平の連載「桜画報」や、ジャーナリストの有田芳生らが参加した1...
あさ‐ま【浅ま】
[形動ナリ] 1 浅いさま。奥深くなくむき出しのさま。「忍ぶ姿も現れて、—になりぬさりながら」〈謡・玉井〉 2 簡単で粗末なさま。「是程に—なる平城(ひらじゃう)に、主上、上皇を籠め進(まゐ)ら...
あさ‐もよい【朝催ひ】
朝食のしたく。また、朝食どき。「—とは、朝(つとめて)物食ふ時を言ふなり」〈今昔・三〇・一四〉
あざみ‐げし【薊芥子】
ケシ科の一年草。高さ約70センチ。葉はアザミに似て深く切れ込み、縁のぎざぎざの先がとげになり、葉面に白い斑がある。夏、ケシに似た黄色い花を開く。メキシコの原産で、江戸時代に渡来した。観賞用。《季 夏》
あざ‐やか【鮮やか】
[形動][文][ナリ]《「あざ」は新鮮の意》 1 ものの色彩・形などがはっきりしていて、目立つさま。「—な若葉の緑」「印象—な短編小説」 2 技術・動作などがきわだって巧みであるさま。「—な包丁...
あざ‐らか【鮮らか】
[形動ナリ]魚肉などが新鮮なさま。生き生きとしているさま。「ある人、—なるもの持て来たり」〈土佐〉