か‐のう【嘉納】
[名](スル) 1 献上品などを目上の者が快く受け入れること。「御—にあずかる」 2 進言などを高位の者が喜んで聞き入れること。「彼女の思想なり行為なりは…全能者の—し寛恕すべき種類のものだ」〈...
かぶり【被り/冠】
1 かぶること。かぶるもの。「砂—」「薦(こも)—」 2 フィルム・印画紙を現像したときに、露光しなかった部分に生じる黒い曇り。 3 芝居・寄席などの終演。打ち出し。 4 芝居・寄席などの大入り...
彼(かれ)も人(ひと)なりわれも人(ひと)なり
《「韓愈」原毀から》彼も我も同じ人間なのだから、人のできることが自分にもできないはずはない。彼も人なり是(これ)も人なり。
かる‐らか【軽らか】
[形動ナリ]「かろらか」に同じ。「齢つもらず—なりしほどに」〈源・夕霧〉
かる‐ゆき【軽行き】
[名・形動ナリ]手軽なこと。また、そのさま。軽便。安直。「一人を金一角に定め置きしは、—なる呼び物なり」〈浮・一代女・一〉
かみ‐なり【雷】
《「神鳴り」の意》 1 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえる。一般に強い風と雨を伴う。いかずち。なるかみ。「—が鳴る」「—に打たれる」《季...
おお‐よう【大様】
[形動][文][ナリ] 1 《意味・音の類似から「鷹揚」とも書くが、元来は別語》落ち着きがあって、小さなことにこせこせしないさま。「—に構える」「—な性格」 2 大まかなさま。大ざっぱ。「山法...
おおかれ‐すくなかれ【多かれ少なかれ】
[連語]数量や程度に多い少ないの差はあっても。大なり小なり。「—だれにでも夢がある」
きょうど【匈奴】
前3世紀末から後1世紀末にかけて、モンゴル高原を中心に活躍した遊牧騎馬民族。秦代末の前209年、冒頓(ぼくとつ)が単于(ぜんう)(君主)となり、北アジア最初の遊牧国家を建設。東胡(とうこ)、大月...
あん‐ど【安堵】
[名](スル)《「堵」は垣根の意》 1 気がかりなことが除かれ、安心すること。「—の胸をなでおろす」「無事を聞いて—した」 2 垣根の内の土地で安心して生活すること。また、その場所。「それより八...