なん・す
[動サ特活]《「なさります」の音変化「なさんす」がさらに音変化した語か。近世の遊里語》 1 「する」の尊敬語。なさいます。「お前はこちら枕に—・すかえ」〈洒・聖遊廓〉 2 (補助動詞)「お…なん...
なん‐すい【軟水】
カルシウムやマグネシウムなどの塩類の含有量が少ない水。ふつう硬度10度以下の水をいい、洗濯・染色などに適する。⇔硬水。
なん‐すれ‐ぞ【何為れぞ】
[副]《「なにすれぞ」の音変化。もと、漢文訓読語》どうして。「—金を欲する此くの如く其れ切なるや」〈織田訳・花柳春話〉
な◦んず
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「むず(んず)」》きっと…てしまうだろう。「薄手負うて死にもやらず、生けながら六波羅へ取られ—◦んず」〈義経記・六〉
なん・ずる【難ずる】
[動サ変][文]なん・ず[サ変]非難する。悪く言う。また、難癖をつける。「相手の非を—・ずる」
なん‐せ【何せ】
[副]《「なにせ」の音変化》なんといっても。なにしろ。「—資金がない」
なん‐せい【南西】
南と西との間の方角。西南。
なん‐せい【南征】
南方に行くこと。南方の敵を征伐すること。
なん‐せい【南斉】
中国の国名。南北朝時代の南朝の第2王朝。479年、蕭道成(しょうどうせい)が宋の順帝の禅譲を得て建国。都は建康。502年、蕭衍(しょうえん)(梁の武帝)に滅ぼされた。斉。
なん‐せい【軟性】
やわらかな性質。柔軟な性質。⇔硬性。