ごか‐の‐ほう【五家の法】
近接する5戸を一組とし、その組の連帯責任において治安維持などの取り締まりに任じさせたもの。中国の周代の制度にならい、日本では律令制で五保の制が敷かれたが、江戸時代の五人組制度もこの系統を引くもの。
コールド‐プルーム【cold plume】
《plumeは、もくもく上がる煙の意》プルームテクトニクスにおいて、マントル内部に発生するとされる下降流。移動は億年単位という。→ホットプルーム
こくえん‐ろ【黒鉛炉】
減速材に黒鉛を用いる原子炉の総称。プルトニウム生産用として開発され、後に発電用に転換。黒鉛減速炉。→軽水炉 →重水炉 [補説]商用発電炉としては、英国で開発されたマグノックス炉(GCR)やその改...
こくさい‐いしょくがっかい【国際移植学会】
臓器移植の基礎研究・臨床の発展、継続教育・学術情報の提供、倫理綱領の策定などを行う国際的な学術団体。世界65か国に3000名以上の会員を擁する。本部はカナダのモントリオール。 [補説]平成20年...
こくご‐もんだい【国語問題】
1 ある国民の使用言語の種類・方言差・使用文字などに何らかの改善に値する点があると考えられる場合の問題。言語問題。 2 日本において、漢字の制限・節減、その字体、音訓の整理、仮名遣い、送り仮名、...
こくない‐ほう【国内法】
ある国の国内においてだけ効力をもっている法。国家法。→国際法
こくれん‐けんしょう【国連憲章】
《Charter of the United Nations》国際連合の目的・原則・組織・機能など基本的な事項を定めた条約。1945年6月のサンフランシスコ会議で採択され、同年10月24日発効。...
ゴースト‐タッチ【ghost touch】
スマートホンなどのタッチパネル式ディスプレーにおいて、タッチ操作をしていないにもかかわらず、意図しない動作をする現象。ディスプレーの汚れや水気、端末本体の熱暴走、アプリの不具合などによって生じる。
こつが‐さいぼう【骨芽細胞】
骨組織の表面に存在し、新しい骨をつくる働きをもつ細胞。骨の基質となるコラーゲンなどのたんぱく質を分泌し、これにハイドロキシアパタイトが沈着して骨組織が形成される。古くなった骨を吸収する破骨細胞と...
こっか‐ほうじんせつ【国家法人説】
国家を法的な主体としての法人と見なす学説。19世紀ドイツにおいて、ゲルバー・イェリネックらによって説かれた。日本でも天皇機関説の基礎となった。