すい‐くう【水空】
広い雪原や氷海において、開水面の上空の雲の底面がやや黒っぽく見える現象。その部分だけ直下の雪や氷からの光の反射を受けないために生じる。→氷映
すいおん‐やくそう【水温躍層】
海洋や湖において、ある深度を境に水温が急激に変化する層。温度躍層。変水層。サーモクライン。→躍層
すい‐くどせき【水苦土石】
炭酸マグネシウムを主成分とする含水鉱物。単斜晶系。白色または無色。超塩基性岩中に岩脈を成すほか、玄武岩中の洞窟において堆積岩や着生物として産する。ハイドロマグネサイト。
すいちょく‐にとうぶんめん【垂直二等分面】
三次元空間において、ある線分の中点を含む、その線分に垂直な平面。
スイスチーズ‐モデル【Swiss cheese model】
リスク管理に関する概念の一つ。スイスチーズの内部に多数の穴が空いているが、穴の空き方が異なる薄切りにしたスイスチーズを何枚も重ねると、貫通する可能性は低くなる。同様に、リスク管理においても、視点...
しょう‐がいねん【小概念】
論理学で、定言的三段論法において、結論の主語となる概念。小名辞。
じゅんび‐しょめん【準備書面】
民事訴訟において、当事者が口頭弁論で陳述しようとする事項を記載し、あらかじめ裁判所に提出する書面。
じこ‐けっていけん【自己決定権】
一定の個人的な事柄について、公権力から干渉されることなく、自由に決定する権利。日本では日本国憲法13条で保証されている幸福追求権の一部と考えられる。例えば、結婚・出産・治療・服装・髪型・趣味など...
じってい‐ほう【実定法】
慣習や立法のような人間の行為によってつくりだされ、一定の時代と社会において実効性をもっている法。制定法・慣習法・判例法など。人為法。⇔自然法。
しつりょう‐こうちゃく【質量降着】
宇宙空間において、白色矮星・中性子星・ブラックホールなどの高密度天体へ、周囲のガスや伴星の恒星風などが重力に引き寄せられる現象。