しさん‐ひょうか【資産評価】
企業会計で、資産の価額を一定時点において算定すること。評価の基準には原価基準(取得原価)を用いることが多いが、時価基準、または低価基準(原価と時価とを比較していずれか低いほうをとる方法)を用いる...
しすうかんすう‐じかん【指数関数時間】
コンピューターの計算理論において、問題を解く上で必要な計算時間が、問題の規模をn、定数をkとしたとき、nの指数関数すなわちknで表されるもの。問題の規模とは組み合わせの要素や繰り返しの数をさし、...
じこじゅうりょく‐けい【自己重力系】
互いに重力を及ぼしあう粒子からなる系。重力は外部から与えられず、粒子の分布によってのみ定まる。主に宇宙物理学において、銀河や銀河団の構造や進化を知る上で、それぞれ恒星や銀河を粒子と見なして運動方...
じこつごう‐たいしょく【自己都合退職】
雇用されている者が、自分自身の事情によって退職を申し出ること。雇用保険において、失業手当の給付まで、原則として3か月間の給付制限期間が課せられる。→会社都合退職
じこ‐そしきか【自己組織化】
一見、複雑で無秩序な系において、自律的に形成される秩序だったパターン。いずれも外部からの意図的な制御なしに、基本的な物理法則に則って時間的・空間的秩序が形成され、また、維持される。ベナール対流、...
じこてんか‐じょうけん【自己点火条件】
核融合炉において、外部からプラズマを加熱するエネルギーを投入することなしに、核融合で発生するエネルギーのみで核融合反応が持続する条件。→Q値
じこ‐むじゅん【自己矛盾】
論理や実践において、自己の中に自己を否定するものを含んでいること。「—に陥る」
じこ‐ばいばい【自己売買】
取引所の会員である証券会社または商品取引員が自己の計算によって行う売買。公共債に限り、昭和59年(1984)6月以降、金融機関においても自己売買業務(ディーリング)が開始された。→委託売買
じ‐すう【次数】
単項式では、文字因数の個数。例えばx2y3において、xに関しては二次、yに関しては三次、xyに関しては五次となる。多項式では、含まれている単項式の最高次数をその式の次数とする。
ジス‐かんじ【JIS漢字】
コンピューターなどでの日本語処理のため、JIS(日本産業規格)で定めた漢字の通称。具体的には、符号化文字集合の規格であるJIS X 0208やJIS X 0213で規定された漢字をさす。 [補説...