ほえる‐よんじゅうど【吠える四十度】
《roaring forties》南緯40度から50度にかけての暴風圏をさす俗称。南極海を航行する船に、常に西から強い卓越風が吹きつけることに由来する。→狂う50度
ボーコー‐こくりつこうえん【ボーコー国立公園】
《Boko》カンボジア南部、カンポット州にある国立公園。カンポットの西約30キロメートル、エレファント(ダムレイ)山脈南部に位置する。1993年に設立。サイチョウ、トラ、アジアゾウなどの希少な野...
ホーエス‐じょう【ホーエス城】
《Hohes Schloß》ドイツ南部、バイエルン州の都市フュッセンにある城。アウグスブルク司教の夏の居城として、14世紀から15世紀にかけて後期ゴシック様式で建造。だまし絵のような窓の縁取り装...
ボードニク‐ひろば【ボードニク広場】
《Vodnikov trg》スロベニアの首都リュブリャーナにある広場。リュブリャニツァ川の南側、竜の橋とリュブリャーナ大聖堂の間に位置する。18世紀後半から19世紀にかけて活躍した同国の詩人バレ...
ホーリー‐オーク【holly oak】
地中海沿岸に自生するブナ科コナラ属の常緑高木。秋からクリスマスにかけて、葉を材料に用いたフラワーアレンジメントに利用される。
ホーブゴーデン【Hovgården】
スウェーデン、ストックホルム郊外のメーラレン湖内、アデルスユー島にあるバイキング時代の遺跡。9世紀から10世紀にかけて栄えたものとみられ、19世紀以降、王宮や王族の墳墓などが発掘されている。19...
ポート‐フェアリー【Port Fairy】
オーストラリア、ビクトリア州南西部の町。メルボルンの南西約290キロメートルに位置する。1830年代に入植が始まり、捕鯨基地として栄えた。同州有数の古い町の一つであり、1840年代から1850年...
ぼつりそう‐ろんそう【没理想論争】
明治24年(1891)から翌年にかけて、坪内逍遥と森鴎外との間で行われた文学論争。逍遥の没理想に対して、鴎外は理想なくして文学なしと応酬した。
ポトラッチ【potlatch】
《元来は消費・贈与の意》北アメリカ太平洋岸のインディアン社会に広くみられる、威信と名誉をかけた贈答慣行。主催者は盛大な宴会を開き、客に蓄積してきた財物を惜しみなくふるまって自らの地位と財力を誇示...
ほうろうき【放浪記】
林芙美子の自伝的小説。第一次大戦後の東京で、職を転々としながらもたくましく生きる女の姿を描く。昭和3年(1928)から昭和5年(1930)にかけて「女人芸術」誌上で発表。映画化・舞台化もされた。