ヒストリック‐キーサイド【Historic Quayside】
英国イングランド南西部、デボン州の都市エクセターの一地区。古代ローマ時代に波止場が築かれた場所で、16世紀から18世紀にかけて羊毛交易で栄えた。商館や倉庫などの建造物が残る。
ひ‐そく【秘色】
1 《王家以外の使用を禁じたところから》中国の越州窯で、晩唐から五代にかけて作られた良質の青磁。花鳥・竜など、優美な文様を施す。秘色青磁。 2 「秘色色(ひそくいろ)」の略。
ひだか‐ぞうざんうんどう【日高造山運動】
北海道中部に中生代末から新生代第三紀にかけて起こった造山運動。褶曲(しゅうきょく)・変成作用・深成岩の貫入があり、隆起して日高山脈を形成した。アルプス造山運動の一環。
ひだ‐たい【飛騨帯】
西南日本の最も古い地質帯。岐阜県北部から富山県南部にかけて分布する。広域変成作用を受けた片麻(へんま)岩や角閃(かくせん)石を含む飛騨変成岩からなる。
ひだ‐へんせいがん【飛騨変成岩】
飛騨山地や隠岐(おき)に分布する変成岩。片麻岩・角閃岩(かくせんがん)などからなる。先カンブリア時代後期から中生代前期にかけて変成作用が繰り返されたと考えられている。
ひだりてのためのピアノきょうそうきょく【左手のためのピアノ協奏曲】
《原題、(フランス)Concerto pour la main gauche》ラベルのピアノ協奏曲。1929年から1930年にかけて作曲。第一次大戦で右手を失ったピアノ奏者パウル=ウィトゲンシュ...
ひ‐ちゃ【非茶】
本場で栽培した以外の茶。鎌倉時代から室町初期にかけては山城国栂尾(とがのお)以外で産した茶、室町初期以降は宇治以外で産した茶をいう。闘茶の用語。⇔本茶。
ひっ‐か・ける【引っ掛ける/引っ懸ける】
[動カ下一][文]ひっか・く[カ下二] 1 ものにかけてぶら下げる。「上着を椅子に—・ける」 2 突き出たものやはりめぐらしたものなどに動きを妨げられる。「敷居に足を—・けてころぶ」「釘に—・け...
ひっさつしかけにん【必殺仕掛人】
テレビ時代劇。昭和47年(1972)から翌年にかけて放映。池波正太郎の小説「仕掛人藤枝梅安」を原作に、殺し屋という裏稼業をもつ仕掛人たちの活躍を描く。監督、深作欣二ほか。
ひでよしとりきゅう【秀吉と利休】
野上弥生子の長編歴史小説。豊臣秀吉と千利休の確執を描く。昭和37年(1962)から昭和38年(1963)にかけて、「中央公論」誌に連載。昭和39年(1964)刊行。第3回女流文学賞受賞。