ファールン【Falun】
スウェーデン中部、ダーラナ地方にある町。9世紀頃から銅の採掘が始まり、17世紀には世界最大の産出量を誇った。銅山は1992年に閉鎖されたが、17世紀後半から19世紀にかけて建設された工場や住宅、...
フィラ【Fira/Φηρά】
ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶティラ島(サントリーニ島)の町。同島西部、海面から約300メートルの崖の上にあり、急峻(きゅうしゅん)な斜面に白壁の建物が並ぶ。アクロティリ遺跡の出土品を展示する...
フィラエ‐しんでん【フィラエ神殿】
《Temple of Philae》エジプト南部の都市アスワンを流れるナイル川に浮かぶフィラエ島にある神殿。古代エジプトの女神イシスを祭る。現存する建物はプトレマイオス朝時代に建造され、古代ロー...
フィラエ‐とう【フィラエ島】
《Philae》エジプト南部の都市アスワンを流れるナイル川の中にある島。古代エジプトの女神イシスの聖域であり、プトレマイオス朝時代から古代ローマ帝国時代にかけて、フィラエ神殿(イシス神殿)やハト...
フィンガープリント【fingerprint】
1 指紋。 2 電子メールや電子証明書などの同一性を確認するための値。一般にデータ本体のハッシュ値が用いられ、受信者または受領者がデータ本体をハッシュ関数にかけてハッシュ値を求め、それを元のハッ...
ふういん‐ぼく【封印木】
化石の木生シダ。鱗木(りんぼく)類の一種で、石炭紀からペルム紀にかけて栄えた。高さ約30メートル、枝がなく、頂端に細長い葉を密につけ、その葉の落ちた跡が六角形または菱形で封印に似る。
ふううつよかるべし【風雨強かるべし】
広津和郎の長編小説。昭和8年(1933)から昭和9年(1934)にかけて報知新聞に連載。
ふうしかでん【風姿花伝】
能楽論書。7編。世阿弥著。応永7年(1400)から同25年ごろにかけて、亡父観阿弥の教えをもとに著したもの。略称「花伝」。通称「花伝書」。
ふうしししゅう【風刺詩集】
《原題、(ラテン)Saturae》1〜2世紀ごろのローマの風刺詩人、ユウェナリスの詩集。100年ごろから127年ごろにかけて、全5巻、16歌を発表。
《原題、(フランス)Satires》ボワ...
ふうりゅうみじんぞう【風流微塵蔵】
幸田露伴の長編小説。明治26年(1893)から明治28年(1895)にかけて、「国会」紙に連載。未完。