つきがみ【憑神】
浅田次郎の時代小説。平成16年(2004)から平成17年(2005)にかけて「小説新潮」誌に連載。幕末の江戸を舞台に、貧乏神、疫病神、死神に取り憑かれる貧しい御家人の運命をユーモラスに描く。平成...
つまあか‐すずめばち【褄赤雀蜂】
スズメバチ科の昆虫。体色は全体が黒く、腹部の先端が赤褐色。低木や地中に巣を作り、トンボ・ミツバチ・ハエなどを捕食する。南アジアから東南アジアにかけて分布。日本では特定外来生物。
つぼ‐そうぞく【壺装束】
平安時代から鎌倉時代にかけて、上・中流の女子が徒歩で外出または旅行する際の服装。小袖・単(ひとえ)・袿(うちき)などを着重ね、歩行しやすいように裾(すそ)を引き上げて身丈(みたけ)に合わせ、ふと...
つきのわ‐ぐま【月輪熊】
クマ科の哺乳類。体毛は黒く、胸の上部に三日月形の白斑がある。ヒマラヤ地方から中国・朝鮮半島・日本にかけて分布。ニホンツキノワグマはこの一亜種で、本州・四国の山地にすみ、樹洞や岩穴で冬ごもりをし、...
つがる‐せんきょ【津軽選挙】
昭和30年代から50年代にかけて青森県の津軽地方で繰り返された激しい選挙戦をいう俗称。徹底した票読み、買収・饗応による浮動層の獲得や相手陣営の切り崩しなど、きわどい駆け引きが行われ、選挙管理委員...
チワワ‐さばく【チワワ砂漠】
《Chihuahuan Desert》北アメリカ大陸にある砂漠。メキシコ北部のチワワ州および米国南西部のテキサス州からニューメキシコ州にかけて広がる。標高1000メートル以上の高原に位置するため...
チンクエチェント【(イタリア)Cinquecento】
芸術史上で、1500年代の時代概念。盛期ルネサンスからマニエリスムにかけての時代。→クワトロチェント →セイチェント
ツァラトゥストラはかくかたりき【ツァラトゥストラはかく語りき】
《原題、(ドイツ)Also sprach Zarathustra》哲学書。四部作。ニーチェ著。1883年から1885年作。「神は死んだ」の言葉で表されるニヒリズムの確認に始まり、キリスト教に基...
チンパンジー【chimpanzee】
霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される哺乳類。アフリカ西部から中央部にかけての森林にすむ類人猿。体長約150センチ、全身黒色。雄を中心にした群をつくる。陽気で、よく音声を発し、知能が発達している...
ツール‐だいせいどう【ツール大聖堂】
《Cathédrale Saint-Gatien de Tours》フランス中西部、アンドレ‐エ‐ロアール県の都市ツールにあるゴシック様式の大聖堂。13世紀から16世紀にかけて建造された。4世紀...