さんじゅうねん‐せんそう【三十年戦争】
1618年から1648年にかけて、ドイツを中心に行われた宗教戦争。ボヘミア王フェルディナントの新教徒圧迫が原因で、デンマーク・スウェーデン・フランスも参戦、ウエストファリア条約によって終結した。...
クラリッサ
《原題Clarissa, or the History of a Young Lady》リチャードソンの長編小説。正題は「クラリッサ、あるいは若き淑女の物語」。1747年から1748年にかけて刊...
サンシュルピス‐きょうかい【サンシュルピス教会】
《Église Saint-Sulpice》フランス、パリ中央部、セーヌ川左岸のサンジェルマン‐デ‐プレにある教会。創建は13世紀。17世紀から18世紀にかけて再建され、現在見られる新古典主義様...
サンジュスト‐だいせいどう【サンジュスト大聖堂】
《Cattedrale di San Giusto》イタリア北東部、フリウリベネチアジュリア自治州の都市トリエステにある教会。6世紀に、古代ローマ時代の遺構の上に最初の教会が建てられたが、ランゴ...
クレルモン‐フェラン【Clermont-Ferrand】
フランス南東部、オーベルニュ‐ローヌ‐アルプ地方、ピュイ‐ド‐ドーム県の県都。古くからオーベルニュにおける経済、文化の中心地として発展し、現在は工業が盛ん。1095年、ローマ教皇ウルバヌス2世が...
コルチェスター‐じょう【コルチェスター城】
《Colchester Castle》英国イングランド南東部、エセックス州の都市コルチェスターにあるノルマン様式の城。11世紀から12世紀にかけて、ウィリアム1世の命により古代ローマ時代の神殿跡...
くろいしんりん【黒い森林】
井上光晴の小説。昭和41年(1966)1〜12月にかけて雑誌「展望」に連載、昭和43年(1968)刊行。スターリン時代のモスクワを舞台とする。
ごう‐そん【郷村】
1 村里。きょうそん。 2 中世から近世にかけての村落共同体。室町時代、農民の自治団結体としての惣(そう)として成長。その後、近世封建体制のもとで、領主は農民支配の便宜のための行政単位として設定した。
こうせいしんぺん【厚生新編】
江戸後期の百科事典。70巻(2巻を欠く)。フランスのショメルの「日用百科事典」のオランダ語訳本から、実用的な項目を選択して、幕府天文方の蕃書和解御用(馬場貞由・大槻玄沢・宇田川玄真ら)で翻訳。文...
クロンマクノイズ【Clonmacnoise】
アイルランド中部の町アスローンの南方、シャノン川岸にある修道院跡。6世紀半ばに聖キアランが建てた教会に起源する。7世紀から13世紀にかけて同国における初期キリスト教の中心地として栄え、16世紀に...