ホーリー‐オーク【holly oak】
地中海沿岸に自生するブナ科コナラ属の常緑高木。秋からクリスマスにかけて、葉を材料に用いたフラワーアレンジメントに利用される。
ボアズカレ【Boğazkale】
トルコの首都アンカラの東約150キロメートルに位置する村。紀元前17世紀から前13世紀頃にかけてヒッタイト帝国の首都ハットゥシャとして栄えた。ボアズキョイ。ボガズキョイ。
ボイ‐けいこく【ボイ渓谷】
《Vall de Boí》スペイン北東部、カタルーニャ州にある渓谷。ピレネー山脈の山中にあり、イスラム勢力の支配が及ばなかったため、中世のキリスト教建築物が数多く残る。11世紀から12世紀にかけ...
ぼうすい‐たい【紡錘体】
細胞の有糸分裂の中期から終期にかけて現れ、染色体の極への移動に関与する繊維性の構造。両極と赤道面に並ぶ染色体とを結ぶものと、両極間を結ぶものとからなり、紡錘形をなす。
ボエジャーズ‐こくりつこうえん【ボエジャーズ国立公園】
《Voyageurs National Park》米国ミネソタ州北部にある国立公園。1971年設置。カナダとの国境に近く、カベトガマ湖、レイニー湖など、大陸氷河が形成した数十もの湖が点在し、水路...
ぼくしんのごごへのぜんそうきょく【牧神の午後への前奏曲】
《原題、(フランス)Prélude à l'après-midi d'un faune》ドビュッシーの管弦楽曲。1892年から1894年にかけて作曲。ホ長調。マラルメの詩に着想を得た作品。ニジン...
ぼしん‐せんそう【戊辰戦争】
慶応4年(1868)戊辰の年1月から翌年5月にかけて、維新政府軍と旧幕府派との間で行われた内戦。鳥羽・伏見の戦い、上野の彰義隊の戦い、会津戦争、箱館戦争などの総称。戊辰の役。
ぼたん‐えび【牡丹海老/牡丹蝦】
十脚目タラバエビ科のエビ。日本固有種で、北海道の内浦湾から高知県の土佐湾にかけて分布。体長約20センチで、濃い黄赤色に赤色の斑点(はんてん)がある。食用。
ぼつりそう‐ろんそう【没理想論争】
明治24年(1891)から翌年にかけて、坪内逍遥と森鴎外との間で行われた文学論争。逍遥の没理想に対して、鴎外は理想なくして文学なしと応酬した。
ボティーフ‐きょうかい【ボティーフ教会】
《Votivkirche》オーストリアの首都、ウィーンの中心部にあるネオゴシック様式の教会。皇帝フランツ=ヨーゼフ1世が暗殺未遂事件から無傷で生還したことを受け、弟のマクシミリアン1世の呼びかけ...