たちかわ‐ぶんこ【立川文庫】
明治末期から大正中期にかけて、大阪の立川文明堂から刊行された少年向けの小型の講談本。講談師玉田玉秀斎や山田阿鉄らが共同執筆。「猿飛佐助」「霧隠才蔵」などの忍術物が人気を博した。たつかわぶんこ。
ダダイスム【(フランス)dadaïsme】
第一次大戦中から戦後にかけて欧米に興った芸術運動。既成のあらゆる芸術的・社会的価値体系を否定し、極端な反理性・反道徳主義を唱えた。文学ではツァラ、美術ではデュシャン・マン=レイなどが代表的。ダダ...
ダッカ‐しんでん【ダッカ神殿】
《Temple of Dakka》エジプト南部、ナイル川上流西岸にある神殿遺跡。アスワンの南約140キロメートルに位置する。紀元前3世紀にヌビアの王により建造され、プトレマイオス朝時代から古代ロ...
たつがしら‐の‐かぶと【竜頭の兜】
鉢の真向(まっこう)から天辺(てっぺん)にかけて竜の姿を作りつけた兜。
たっ‐しゃ【達者】
[名]学問・技芸などの道に熟達している人。達人。「馬術の—」 [形動][文][ナリ] 1 物事に慣れていて、巧みなさま。「計算が—だ」「口が—だ」「—な芸」 2 からだが丈夫で健康なさま。「...
だし
ミョウガ・キュウリ・ナスなどの野菜を粗めのみじん切りにし、醤油と鰹節で味付けしたもの。白飯や豆腐にかけて食べることが多い。山形県の郷土料理。
だっしゅ【奪取】
真保裕一の長編サスペンス。にせ札造りを扱った犯罪小説。平成6年(1994)から平成7年(1995)にかけて、複数の新聞に「夢の工房」の題で連載。のち加筆・改題して単行本を平成8年(1996)に刊...
タソス‐とう【タソス島】
《Thasos/Θάσος》ギリシャ、エーゲ海北部の島。中心地はタソス(旧称リメナス)。最初にフェニキア人が定住し、紀元前7世紀にパロス島の植民都市となった。古くから金と大理石の産地として知られ...
たけ‐ながし【竹流し】
1 水を通して砂金などを沈殿させるために設けた竹製の樋(とい)。 2 室町末期から戦国時代にかけて、竹を二つに縦割りにした形状の鋳型に溶かした金銀を流し込んでつくった秤量(ひょうりょう)貨幣。竹...
タッター【Thatta】
パキスタン南東部、シンド州の古都。カラチの北東約110キロメートルインダス川のデルタ地帯に位置する。インダス川の流路が変わるまで水運の拠点として栄え、ムガル帝国第5代皇帝シャー=ジャハーンによる...