たかせ‐ぶね【高瀬舟】
川船の一。古代から中世にかけては小形で底が深く、近世になって大形で底が平たく浅くなった。 [補説]書名別項。→高瀬舟
ダ‐カーポ‐アリア【(イタリア)da capo aria】
17世紀後半から18世紀中ごろにかけて重用され、発展したアリアの形式。A・B・Aの三部形式によるもの。
たか‐ゆか【高床】
高い柱を立ててその上に床を張った建物。日本では弥生時代の米倉、古墳時代の豪族の邸宅、出雲大社の本殿、奈良東大寺正倉院など。東南アジアからメラネシアにかけての住居では一般的。
た‐が‐そで【誰が袖】
《古今集・春上の「色よりも香こそあはれと思ほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」の歌から》 1 匂袋(においぶくろ)の名。衣服の袖の形に作った袋を二つひもで結び、たもと落としのようにして携帯した。 2 ...
たきょく‐か【多極化】
[名](スル)一つにまとまっていた勢力が、分散して互いに対立・拮抗(きっこう)し合うようになること。 [補説]特に、20世紀末から21世紀初頭にかけての国際政治の潮流についていう。1960年代以...
たけざわせんせいというひと【竹沢先生と云ふ人】
長与善郎の思想小説。自身が主宰する同人誌「不二(ふじ)」に、大正13年(1924)から大正14年(1925)にかけて連載。
ダグラス【Douglas】
英国イングランドとアイルランドの間にあるマン島南東部の港湾都市。同島の首都。17世紀から18世紀にかけて貿易の拠点として発展。島の歴史や世界的に有名なオートバイレースを紹介するマンクス博物館がある。
タッソ‐ひろば【タッソ広場】
《Piazza Tasso》イタリア南部、カンパニア州の都市ソレントにある中心広場。ソレント出身、ルネサンスからバロック期にかけて活躍した詩人タッソにちなむ。中央にソレントの守護聖人アントニオの...
た‐づな【手綱】
1 馬具の一。轡(くつわ)の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱。 2 人を動かし、また物事を処理する手加減。「家計の—を握る」 3 「手綱染め」の略。 4 烏帽子(えぼし)の上に締める鉢巻...
ダラム‐だいせいどう【ダラム大聖堂】
《Durham Cathedral》英国イングランド北部、ダラム州の都市ダラムにある大聖堂。10世紀末、聖カスバートの遺品安置のため創設された教会に起源する。後期ノルマン様式の傑作として知られる...