こく‐いん【黒印】
墨、あるいは黒色の印肉を用いて押した印影。また、それを押した文書。室町・江戸時代にかけて、武家の公文書に用いられた。おすみつき。
こくさいつうか‐かいぎ【国際通貨会議】
1 1867〜1892年にかけてパリなどで4回開催された国際会議。欧州の主要国と米国が参加し、金本位制の採用などについて協議した。 2 ⇒国際金融会議2
こくおうかしゅう【国王歌集】
《原題Idylls of the King》テニソンによる長編叙事詩。1859年から1885年にかけて刊行。アーサー王伝説に取材した12編の物語詩からなる。
くろ‐の‐きょうかい【黒の教会】
《Biserica Neagră》ルーマニア中央部の都市ブラショフにあるルーテル派の教会。旧市街の中心部、スファトゥルイ広場に位置する。14世紀から15世紀にかけて後期ゴシック様式で建造。名称は...
こさく‐そうぎ【小作争議】
小作人と地主との間に、小作料・耕作権などについて起こる紛争。大正から昭和初期にかけて激増した。
ござんどうしわ【五山堂詩話】
江戸後期の漢詩論集。正篇10巻、補遺5巻。菊池五山著。文化4年(1807)から天保3年(1832)にかけて刊行。
ごぜん‐かご【御膳籠】
仕出し料理を入れて運んだ、方形の竹かご。てんびん棒の両端にかけて担ぐ。
こし‐まき【腰巻(き)】
1 女性が和装するとき、下着として腰から脚にかけて、じかに肌にまとう布。ゆもじ。おこし。 2 中世以降、武家の女性や宮中の下仕えの女官が、夏に小袖の上につけて肩脱ぎとして腰から下に巻きつけた衣服...
こしょう‐かいがん【胡椒海岸】
《Pepper Coast》アフリカ西部、現在のリベリアからシエラレオネにいたる海岸のかつての名称。15世紀から16世紀にかけてコショウの取引を行っていたヨーロッパ人によって名づけられた。また、...
ごじゅういちばんめのざぼん【五十一番目のザボン】
与田凖一による長編児童文学作品。小学校の校舎建設のために片側の枝を切られたザボンの木の実と子供たちの物語。「毎日小学生新聞」に昭和26年(1951)1月から4月にかけて連載されたのち、単行本刊行。