
昭和59年(1984)2月に打ち上げられた科学衛星EXOS-C (エクソスシー) の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA (ジャクサ) )が開発。1982年から1985年にかけて実施された中層大気に関する国際観測計画(MAP)への参加に伴い、高度10~100キロメートル程度の中層大気の構造と組成の解明、磁気圏の観測を行った。ロケットとの分離直後に接触事故が生じ、バッテリー容量が5分の1に低下する障害に見舞われたが、その後約4年間にわたって慎重に観測が続けられた。昭和63年(1988)に運用終了。
出典:青空文庫
・・・細い路が続いている。大空に澄んだ無数の星も、その松の枝の重なった・・・ 芥川竜之介「影」
・・・が枝を張った向こうに大空が青あおと晴れ渡っています。いや、大きい・・・ 芥川竜之介「河童」
・・・ち竜のように、勢よく大空へ舞い上って、晴れ渡った春の夕空を峨眉山・・・ 芥川竜之介「杜子春」