たんか‐けいそ【炭化珪素】
珪素の炭化物。珪石とコークスを電気炉で熱して得られる化合物。天然でもモアッサナイトとして産するが、非常に稀。純粋なものは無色。きわめて硬く、酸におかされず、高温でも他と反応しにくい。研磨剤・耐火...
たぎたぎ・し
[形シク]道に凹凸や高低があって歩きにくいさま。また、足もとがおぼつかないさま。「車駕(みくるま)の経ける道狭(さ)く地(つち)—・しかりき」〈常陸風土記〉
たん‐かん【桶柑】
ミカン科の常緑樹。ポンカンとネーブルの交雑によるタンゴールの一種。広東省原産で、台湾を経て明治期に日本に移入された。鹿児島県、特に屋久島で多く産する。実の外皮は剝きにくいが、瓤嚢が薄くそのまま食...
たそ‐がれ【黄昏】
《古くは「たそかれ」。「誰(た)そ彼(かれ)は」と、人の見分けがつきにくい時分の意》 1 夕方の薄暗い時。夕暮れ。 2 盛りを過ぎて終わりに近づこうとするころ。「人生の—」 [補説]作品名別項。→黄昏
だおん‐ばち【駄温鉢】
縁のみに釉薬(ゆうやく)をかけて、高温で焼いた園芸用の鉢。安価で割れにくい。駄鉢。
たんさん‐バリウム【炭酸バリウム】
バリウムの炭酸塩。天然には毒重石として産する。ふつうは無色の斜方晶系。水に溶けにくい。ガラス、塗料、陶磁器の釉薬(ゆうやく)のほか、有毒なため殺鼠(さっそ)剤などに用いられる。化学式BaCO3
大声(たいせい)里耳(りじ)に入(い)らず
《「荘子」天地から》すぐれた音楽は俗人の耳には受け入れられない。高尚な議論は俗人に理解されにくいということ。
たい‐じん【耐刃】
刃物で切れにくいこと。「—手袋」
たい‐でんあつ【耐電圧】
高い電圧がかかっても、絶縁性を失って大電流を通す絶縁破壊を生じにくいこと。
たいねつ‐とりょう【耐熱塗料】
硼砂(ほうしゃ)・ガラス粉末・粘土・石綿など、着火しにくい物質を混入した塗料。耐火ペイント。