かん‐だち【神館】
《「かむだち」とも表記》 1 社殿の近くに設けて、神官などが神事や潔斎のときにこもって物忌みをする建物。斎館(いみだち)。 2 (「庤」「神庤」とも書く)伊勢神宮所属の諸国の神戸(かんべ)の御厨...
かん‐ねい【奸佞/姦佞】
[名・形動]心が曲がっていて悪賢く、人にこびへつらうこと。また、そのさま。「—邪知」「宦官というと—な物のように聞えまするが」〈露伴・暴風裏花〉
きかい‐ご【機械語】
コンピューターが直接解読して実行できる命令語からなる言語。一般のプログラミング言語も、最終的にコンパイラーによってこれに翻訳される。マシン語。
ぎこてん‐しゅぎ【擬古典主義】
1 古典芸術を規範とする文学・芸術上の傾向。西欧の啓蒙主義文学などにみられるが、その伝統的形式性にこだわり、内容の浅薄な模倣に終わる傾向もあった。擬古主義。→古典主義 2 明治20年代、西鶴らの...
キプロス【(ギリシャ)Kypros】
《糸杉の意》地中海東部にあるキプロス島を占める国。正称、キプロス共和国。首都ニコシア。1571年オスマン帝国領、1925年英国の植民地となり、ギリシャへの帰属の動きも出るなか、1960年独立。住...
きぬ‐ごし【絹漉し】
1 絹篩(きぬぶるい)や絹布で細かにこすこと。また、そのこしたもの。 2 「絹漉し豆腐」の略。
きっ‐しく【蓄縮】
[形動ナリ]《「きくしゅく」の音変化》堅苦しくて融通がきかないさま。また、損得にこだわって出し惜しみをするさま。「竹にくくりし戸のあけたて、—ならぬ挨拶に」〈浄・鬼一法眼〉
キニク‐がくは【キニク学派】
《犬のような、の意のギリシャ語kynikosから》アンティステネスを祖とする古代ギリシャ哲学の一派。シノペのディオゲネスにみられるように禁欲的な自足生活を送り、習俗無視・反文明の思想を実践した。...
きた‐キプロス【北キプロス】
キプロス島北部を占める地域。中心都市はレフコシャ(ニコシア)。トルコ系住民が多く居住する。南部のギリシャ系住民と対立、1983年「北キプロス・トルコ共和国」として独立を宣言するが、トルコ以外の各...
ぎそう‐うけおい【偽装請負】
実際には派遣労働であるのに、請負契約を装うことで企業が雇用責任を免れようとすること。請負事業は本来、請負業務を発注する会社(委託会社)と業務を引き受ける請負会社が請負契約を結び、請負会社が自社で...