にじゅう‐うり【二重売り】
売る約束をして代金を受け取った物品を、さらに他の者に売ること。
にじゅう‐おり【二重織(り)】
縦糸に表に出るものと裏に出るものとの2種を用い、また横糸も表・裏それぞれの縦糸と織り合わせる2種を用いて、表と裏を別組織に織った織物。
にじゅうおんせい‐ほうそう【二重音声放送】
音声多重放送の一。主音声と副音声を使う二か国語放送、解説放送、副音声放送などがある。テレビの音声モードを切り替えることにより、主音声のみ、副音声のみ、主音声と副音声の両方を聴取できる。
にじゅう‐かかく【二重価格】
同一商品に対して二つの異なった価格を設定すること。また、その価格。国内価格と輸出価格、政府米の二重米価など。
にじゅうかくさん‐たいりゅう【二重拡散対流】
二つの要素が拡散に寄与する場合の対流。二種類の媒質それぞれに生じる対流のほか、水の場合、温度のほかに塩分濃度の違いが浮力に寄与する対流(熱塩循環)が知られる。
にじゅう‐かくちょうし【二重拡張子】
ファイル名に付与される拡張子が二種類ついていること。それぞれの拡張子はピリオドで区切って記述される。圧縮ファイルをさらに圧縮した際につくほか、マルウエアを実行させる拡張子(exe)を、利用頻度の...
にじゅう‐かぜい【二重課税】
同一の納税者や同一の取引・事実に対して、同じ種類の租税が重複して課税されること。例えば、ある企業が外国で得た所得に対して、その国と国内の両方で法人税が課税されることなど。納税者に過重な税負担を課...
にじゅうかわせ‐せいど【二重為替制度】
為替市場を経常取引と資本取引の二つに分け、前者には固定為替相場制、後者には変動為替相場制が適用される為替相場制度。
にじゅう‐がいこう【二重外交】
内閣以外の機関が、外務省と別個に外交活動を行うこと。日本では日露戦争以後、特に昭和初期から旧陸軍が行った対外活動などについていう。
にじゅう‐きょく【二重極】
⇒双極子