二鼠(にそ)藤(ふじ)を噛(か)む
《「二鼠」を日月、「藤」を生命にたとえた言葉》人の命ははかなく、刻々と死に近づいていることのたとえ。
に‐そん【二尊】
浄土教で、釈迦(しゃか)仏と阿弥陀仏。また、過去仏である釈迦と当来仏である弥勒(みろく)。 阿弥陀三尊のうち、観音と勢至の二菩薩(ぼさつ)。
にそん‐いん【二尊院】
京都市右京区にある天台宗の寺。山号は小倉山。承和年間(834〜848)嵯峨上皇の勅によって創建。開山は円仁。釈迦(しゃか)・阿弥陀の二尊を本尊とする。はじめ天台・真言・律・浄土の四宗兼学で、法然...
にそん‐ぎょう【二尊教】
浄土教の教え。「観無量寿経」には釈迦・阿弥陀二仏の教義があるとみた善導の考え方によるもので、二尊の意志は等しく念仏の一道であるとする。