いそろくじょう【異素六帖】
洒落本。2巻。沢田東江著。宝暦7年(1757)刊。僧侶・歌学者・儒者の三人がより集まって遊里について論じるという筋。書名は中国の仏書「義楚六帖」をもじったもの。江戸洒落本の祖といわれる。
い‐たく【依託/依托】
[名](スル) 1 他の人にまかせてやってもらうこと。「母から—された用向(ようむき)についても」〈漱石・行人〉 2 もたせかけること。「銃を台に—する」
いちいでんし‐ざっしゅ【一遺伝子雑種】
ある一対の対立形質についてのみ異なる個体間の雑種。エンドウの種子で形が丸いものとしわのあるものとの雑種など。単性雑種。
いちげん‐こじ【一言居士】
どんな事についても、なにか自分の意見を言わないと気のすまない人。いちごんこじ。
いちじ‐ふさいぎ【一事不再議】
議院において、議決した案件については同じ会期中に重ねて審議をしないこと。
いちじ‐ふさいり【一事不再理】
刑事訴訟法上、事件についての判決が確定したとき、同一事件については再度審理を許さないこと。
いちぶ‐しっこうゆうよ【一部執行猶予】
裁判所が3年以下の懲役または禁錮を言い渡す場合に、刑の一部を執行し、残りの期間について執行を猶予できる制度。初めて実刑を受ける人や薬物使用者が対象。平成28年(2016)6月より導入。
いちぶ‐はんけつ【一部判決】
民事訴訟で、同一手続きに併合審理されている数個の請求の一部についてなされる終局判決。→全部判決
いっかつ‐しょうきゃく【一括償却】
取得価額が20万円未満の固定資産について、3年間で均等に減価償却すること。
いっきゅう【一休】
水上勉の小説。室町時代の臨済宗僧侶、一休宗純についての評伝。昭和50年(1975)刊行。同年、第11回谷崎潤一郎賞受賞。