リンネ‐そう【リンネ草】
スイカズラ科の小低木。針金状の茎が地をはい、やや円形の葉を対生。7月ごろ、高さ5〜10センチの花茎を伸ばし、淡紅色の花を2個ずつ下向きにつける。北半球の北部に分布し、名は博物学者リンネにちなむ。...
やま‐ぜり【山芹】
セリ科の多年草。山地の湿った所に生え、高さ約1メートル。葉は羽状複葉で、小葉は卵形。7〜10月、白い小花を散形につける。
やま‐じそ【山紫蘇】
シソ科の一年草。日当たりのよい地に生え、高さ約30センチ。茎は紅紫色を帯び、毛がある。葉は対生し、卵形。9〜10月、淡紅色の花を穂状につける。
みなれ‐ごろも【身馴れ衣】
いつも身につけて着なれた衣服。「かたみにそへ給ふべき—も、しほなれたれば」〈源・蓬生〉
めい【銘】
1 金石・器物などに事物の来歴や人の功績を記したもの。「碑に—を刻む」 2 特にすぐれた物品につける特定の名。「—を付ける」 3 製作物に入れる製作者の名。 4 心に刻み込んでいる戒めなどの言葉...
目(め)を肥(こ)や・す
美しいもの、よいものを見て楽しむ。また、よいものを多く見てよしあしを見分ける力を身につける。「本物を見て—・す」
メーキャップ‐ベース
《(和)makeup+base》肌にファンデーションを塗る前につける化粧品。
むり‐からぬ【無理からぬ】
[連体]《形容詞未然形語尾に打消しの助動詞「ぬ」のついた「よからぬ」などの「からぬ」を「無理」につけてできた語》無理ではない。道理である。当然である。「彼が怒るのも—ことだ」
むろ【榁/杜松】
植物ネズの古名。「うすにびの紙にて、—の枝につけ給へり」〈かげろふ・中〉 [補説]「榁」は国字。
むらさき‐ぼうし【紫帽子】
1 歌舞伎の女形が前髪を剃(そ)ったあとにつけた紫縮緬(ちりめん)の布。 2 1をかぶった若衆。「中にも—が取り徳ぢゃ」〈浮・置土産・五〉