どうあん‐がこい【道安囲い】
茶の湯で、茶室の客畳と点前(てまえ)畳との間に設けた仕切り壁。また、この形式の茶室。亭主は仕切り壁の内側で茶を点(た)て、仕切り壁につけた火灯口を開いて客に接する。
てこね‐ずし【手捏ね鮨】
カツオやマグロなどの赤身の刺身を、醤油などでつくったたれにつけ込み、酢飯と合わせたもの。三重県志摩地方の発祥といわれる。
て‐がた【手形】
1 手の形。物についた、手の形の跡。「たたかれた背中に—が残る」 2 てのひらに墨などを塗って、紙などに押した手の形。昔は、文書に押して後日の証拠とした。「力士の—の色紙」 3 一定の金額の支払...
つのめ‐だ・つ【角目立つ】
[動タ五(四)]目に角(かど)を立てる。いきりたって対立する。かどだつ。「何かにつけて、たがいに—・った」〈万太郎・末枯〉
つる‐どくだみ【蔓蕺】
タデ科の蔓性の多年草。茎は他に巻きつき、葉はドクダミに似る。秋、白い小花を円錐状につける。中国の原産。塊根を漢方で何首烏(かしゅう)といい強壮薬にする。
つる‐べ【釣瓶】
《「吊(つ)る瓮(へ)」の意》井戸水をくむために、縄や竿(さお)などの先につけておろす桶(おけ)。
つめ‐れんげ【爪蓮華】
ベンケイソウ科の多年草。関東以西の山地の岩に生える。葉は小さく多肉質で、先が爪状にとがり、茎に群がってつく。秋、白い小花を密につける。
つり【吊り】
1 つるすこと。引っかけてぶらさげること。また、つりさげるのに用いるもの。「ズボン—」 2 相撲の手の一。相手のまわしに手をかけて、そのからだをつり上げるもの。 3 旗・幕・のぼり・羽織・わらじ...
つま‐もよう【褄模様】
女性の着物の褄につけた模様。また、その模様をつけた着物。
つる‐むらさき【蔓紫】
ツルムラサキ科の蔓性の一年草。全体に多肉質。茎は紫紅色でつやがあり、広卵形の葉が互生。夏から秋、葉のわきに軸を出して小花を穂状につける。果実は球状で、紫色の汁から染料をとる。東南アジアの原産で、...