どろ‐よけ【泥除け】
1 泥のはね上がるのを防ぐもの。 2 自転車や自動車などの、車輪の外側につけて、飛び散る泥を防ぐためのおおい。フェンダー。
とろろ‐あおい【黄蜀葵】
アオイ科の一年草。高さ1〜1.5メートル。葉は互生し、手のひら状に深く裂けている。夏から秋、淡黄色の大きな5弁花を横向きにつけ、茎の下のほうから上へ順に開き、1日でしぼむ。中国の原産で、観賞用。...
なかば‐の‐つき【半ばの月】
1 半円形の月。半月(はんげつ)。「末の世を照らしてこそは二月(きさらぎ)の—は雲がくれけれ」〈続千載・釈教〉 2 月半ばの月。満月。特に、中秋の名月。「秋の空、余りにたへぬ—」〈謡・雨月〉 3...
な‐げ【無げ】
[形動][文][ナリ] 1 ないように見えるさま。「事も—にやってのける」 2 無造作なさま。心のこもっていないさま。かりそめ。「—の筆づかひにつけたる事のは」〈源・夕顔〉
とりあし‐しょうま【鳥足升麻】
ユキノシタ科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。6、7月ごろ、多数の白い小花を円錐状につける。若葉は食用になる。
なれ‐すがた【馴れ姿/褻れ姿】
着なれた衣服を身につけた姿。ふだん着の姿。「あやしき—を、うちとけ御覧ぜられむとは」〈源・若菜下〉
なわ‐ばしご【縄梯子】
縄で作ったはしご。平行する2本の太縄に、横に踏み木をつけ、一端につけた鉤(かぎ)を高所にひっかけて用いる。
なら・う【習う/慣らう/馴らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 教わったことを繰り返し練習して身につける。けいこする。「夜ふけに一人でダンスのステップを—・う」 2 知識や技術などの教えを受ける。教わる。学ぶ。「父から将棋を—・う」「...
ならわし‐もの【習はし物】
習慣で身につけられるもの。慣れによってどうともなるもの。「人の身も—をあはずしていざ試みむ恋ひや死ぬると」〈古今・恋一〉
なみだ‐もろ【涙脆】
[形動ナリ]涙をこぼしやすいさま。涙もろいさま。「さしもあるまじきことにつけてだに、—なるわざに侍るを」〈源・葵〉