なげ‐つるべ【投(げ)釣瓶】
1 釣瓶に縄をつけ、水中に投げ入れて水を汲み上げるもの。 2 釣瓶の両端につけた縄を二人で持ち、水中に投げ入れて水を汲み上げるもの。溝さらいや田の灌漑(かんがい)に用いる。
なずな【薺】
アブラナ科の越年草。道端などに生え、高さ10〜40センチ。葉は羽状に裂けている。春、白い小さな4弁花を総状につけ、三味線の撥(ばち)のような形の実を結ぶ。春の七草(ななくさ)の一つで、若葉は食用...
なた‐まめ【鉈豆/刀豆】
1 マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は長楕円形の3枚の小葉からなる複葉。夏、淡紅紫色か白色の花を穂状につけ、やや垂れる。豆果は長さ約30センチに達し、弓形に曲がる。熱帯アジアの原産で、江戸時...
なま‐かわ【生皮】
1 なまのままの新しい皮。はいだばかりで、まだ乾燥や加工のしてない皮。「—をはぐ」 2 雁(がん)や鴨(かも)の皮を酢に漬けたもの。煮たてた醤油につけて食べる。 3 怠けること。ものぐさなこと。...
とりょう‐の‐ぎ【屠竜の技】
《「荘子」列禦寇から》身につけても実際の役に立たない技術。屠竜の術。
トリアージ‐タグ【triage tag】
トリアージの判定内容を示す札。災害などで多数の負傷者が出た場合に、傷の軽重によって治療や搬送の優先順序を判定し、4種の色と数字で示すもの。優先順序のほか、本人の氏名や年齢、傷の状態、応急処置の内...
なん‐てん【南天】
1 南の空。南半球の空。⇔北天。 2 メギ科の常緑低木。本州中部以南の暖地に自生。葉は羽状複葉で、先のとがった楕円形の堅い小葉からなる。6月ごろ、白い小花を円錐状につける。果実は球形で、ふつう赤...
と‐ぐるま【戸車】
戸の下または上下につけて、開閉をなめらかにする小さな車輪。
ところ【野老】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。原野に自生。葉は心臓形で先がとがり、互生する。雌雄異株。夏、淡緑色の小花を穂状につける。根茎にひげ根が多く、これを老人のひげにたとえて野老(やろう)とよび...
とくてい‐ジャスマーク【特定JASマーク】
特別な生産・製造方法についての特定JAS規格を満たす食品などにつける印。熟成ハム類や地鶏肉などが対象。→ジャス(JAS)