たたみ‐べり【畳縁】
畳のふち。また、そこにつける布。
たちばな‐もどき【橘擬】
バラ科の常緑低木。枝にはとげがあり、長楕円形の葉を密につける。初夏、黄白色の花が密生して咲き、実は平たい球形で橙黄色に熟す。中国の原産。庭木や生け垣などにする。ピラカンサ。ほそばのときわさんざし。
タッセル【tassel】
衣類・カーテンなどの端につける房飾り。
たつ‐がしら【竜頭】
1 竜の頭の形をしたもの。兜(かぶと)の前立物、または葬礼の旗頭につけて飾りとする。りゅうず。 2 「竜(たつ)の口1」に同じ。
たつなみ‐そう【立浪草】
シソ科の多年草。野原や丘陵に生え、高さ20〜40センチ。茎に白い毛がある。夏、多数の紫色や白色の唇形花を穂状につける。《季 夏》
たて‐もの【立(て)物】
1 兜(かぶと)の鉢につける飾り金物。前立・後立(うしろだて)・脇立(わきだて)・頭立(ずだて)などがある。 2 能楽で、女神・天人などの役が用いる天冠(てんかん)に立てる飾り物。 3 埴輪(は...
た‐なわ【手縄】
1 鵜匠(うしょう)が鵜につけて使う縄。 2 馬を引くためにつける縄。てなわ。→差し縄
たぬき‐まめ【狸豆】
マメ科の一年草。原野に生え、高さ20〜60センチ。茎や葉の裏に褐色の細毛が密に生える。夏から秋に紫色の花を密につけ、花は正面から見るとタヌキの顔に似ている。ねこまめ。
たね‐だわら【種俵】
稲の種もみを入れて、種井(たない)・種池などにつけておく俵。《季 春》「—つつき遊べる小魚かな/虚子」
たねつけ‐ばな【種漬花/種付花】
アブラナ科の越年草。田や水辺などに生え、高さ20〜30センチ。4、5月ごろ、白い小花を総状につける。米の種もみを水に浸すころに花が咲くのでいう。たがらし。《季 春》