き‐ぶん【気分】
1 快・不快など、ある期間持続する、やや漠然(ばくぜん)とした心身の状態。 ㋐ある状況によってもたらされる、その時の心持ち。「仕事をする—になれない」「今日は—がのらない」「—を新たにする」 ㋑...
キュー‐ねつ【Q熱】
コクシエラ属リケッチアの一種によって起こる、人畜共通の熱性感染症。人間にはダニの媒介によって感染し、発熱・頭痛・せき・胸痛などの症状がある。感染症予防法の4類感染症の一。オーストラリアで発生し、...
きゅうせい‐ちゅうじえん【急性中耳炎】
ウイルスや細菌の感染によっておきる中耳の炎症。風邪などの合併症として起こることが多く、小児に多くみられる。耳が痛んで鼓膜が腫れるが、ほとんどは抗生物質や非ステロイド性抗炎症薬によって治癒する。痛...
ぎょう【行】
[名] 1 文字などの、縦または横の並び。くだり。「—を改める」「か—う段」 2 仏語。 ㋐《(梵)saṃskāraの訳》十二因縁の一。過去に身・口・意の三業(さんごう)によってなした善悪すべ...
きょしょう‐せきにん【挙証責任】
訴訟上、証拠によって事実の存否が確認できない場合、裁判所はその事実は存在しないと仮定するが、それによって当事者の一方が受ける不利益をいう。刑事訴訟では検察官、民事訴訟では原告が原則として挙証責任...
ぎょうむじょうだたいおよびどうちししょう‐ざい【業務上堕胎及び同致死傷罪】
医師・助産師・薬剤師などが、女性本人の依頼や承諾によって堕胎させる罪。刑法第214条が禁じ、3か月以上5年以下の懲役に処せられる。また、これによって女性を死傷させたときは、6か月以上7年以下の懲...
きょうふ‐せいじ【恐怖政治】
1 投獄・拷問・脅迫・処刑などの暴力的な手段によって反対者を弾圧し、政治上の目的を達成する政治。 2 フランス革命末期、1793年5月のジロンド派追放から1794年7月のテルミドールの反動まで、...
きょうそう‐はんじゃく【教相判釈】
仏教経典を、その時期・形式・内容などによって分類・体系化し、相互の関係や価値を判定して仏の究極の教えがどこにあるかを解釈すること。また、それによって、よりどころとする経の優位を正当化しようとした...
かがく‐ごうせい【化学合成】
1 化学反応によって化合物を合成すること。生合成と区別するためにいうこともある。 2 硝酸菌・硫黄細菌・メタン細菌などが、無機物を酸化・還元して得られるエネルギーによって炭酸同化を行うこと。光の...
がい‐ねん【概念】
1 物事の概括的な意味内容。「—をつかむ」「文学という—から外れる」 2 《concept》形式論理学で、事物の本質をとらえる思考の形式。個々に共通な特徴が抽象によって抽出され、それ以外の性質は...