こう‐ぜん【溘然】
[ト・タル][文][形動タリ]にわかなさま。突然であるさま。人の死などにいう。「—として属絋(しょくこう)に就いた」〈芥川・枯野抄〉
さん‐ざん【散散】
[形動][文][ナリ] 1 物事の程度が著しいさま。「若いころ—に世話になった人」 2 物事の結果や状態がひどく悪くて、目も当てられないさま。みじめ。「今度の試験は—だった」「—な目にあう」 ...
シクラメン【cyclamen】
サクラソウ科の多年草。球根から心臓形の葉が群生する。冬から早春に、紫紅色・白色・淡紅色などの花をつける。西南アジアの原産で、観賞用に栽培。篝火花(かがりびばな)。豚の饅頭(まんじゅう)。《季 春...
くっ‐き【崛起】
[名](スル) 1 山などが高くそびえ立っていること。「新山、本山を—し」〈志賀重昂・日本風景論〉 2 にわかに事が起こること。また、多数の中から頭角を現すこと。「彼の北部に—して大志を懐(いだ...
すい‐にん【推認】
[名](スル)これまでにわかっている事柄などから推し量って、事実はこうであろうと認めること。「密約文書が保存されていると—する」
ずぶ‐ぬれ【ずぶ濡れ】
雨などが衣服にしみとおって、からだ全体がぬれること。びしょぬれ。ぐしょぬれ。「にわか雨で—になる」
ずっぷり
[副] 1 全体が湯や水などにすっかりつかっているさま。どっぷり。「風呂に—(と)身を沈める」 2 全身が雨にぬれるさま。「にわか雨に—(と)ぬれる」 3 すっかり日が暮れるさま。とっぷり。「話...
そうはち【惣八/宗八】
狂言。還俗(げんぞく)した惣八という料理人と、もと料理人のにわか坊主とが、互いの前身を知って仕事を取り替えているところへ、主人が戻ってきてあわてる。
じん【陣】
[常用漢字] [音]ジン(ヂン)(呉) 1 軍隊の配置。陣立て。また、軍勢を集めて備えを立てた所。「陣営・陣形・陣地・陣頭・陣容・陣列/円陣・堅陣・退陣・敵陣・布陣・本陣」 2 事に対処するため...
そがのや【曽我廼家】
日本最初の喜劇の劇団。明治37年(1904)曽我廼家五郎・十郎が創立。大阪を本拠に活動し、大阪俄(にわか)と歌舞伎とを演技の基盤とした。