きょ‐ぜん【遽然】
[副]にわかであるさま。突然。「忽ち耳を貫く喧囂(けんごう)に、彼は—其眼を開いたのである」〈木下尚江・良人の自白〉
そ‐しん【措信】
[名](スル)信頼をおくこと。信頼すること。主に裁判の中で用いられる。「弁護人の主張はにわかには—しがたい」
う【雨】
[音]ウ(呉)(漢) [訓]あめ あま [学習漢字]1年 〈ウ〉 1 あめ。「雨季・雨滴・雨天・雨量/甘雨・降雨・豪雨・細雨・慈雨・秋雨・驟雨(しゅうう)・小雨・晴雨・多雨・梅雨・白雨・微雨・...
うかがい‐し・る【窺い知る】
[動ラ五(四)]すでにわかっていることをもとにして推測し、そのあらましを知る。だいたいの見当をつける。「表情から自信のほどを—・る」「—・れない内情」
う‐えん【有縁】
1 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)などに会い教えを聞く縁があること。「—の衆生(しゅじょう)」⇔無縁。 2 互いにかかわりのあること。地縁・血縁など、深い関係があること。⇔無縁。「この家に—のあるもの...
うめのき‐ぶんげん【梅の木分限】
《梅は生長が早く、すぐに実をつけるところから》急に金持ちになった人。にわか成金。⇔楠(くすのき)分限。
いちや‐だいじん【一夜大尽】
急に大金持ちになること。また、その人。にわか分限(ぶげん)。⇔一夜乞食(こじき)。
えん【奄】
[人名用漢字] [音]エン(呉)(漢) 1 気がふさがって通じない。「気息奄奄」 2 にわかに。たちまち。「奄忽(えんこつ)」 [名のり]ひさ [難読]奄美(あまみ)
いっ‐てん【一天】
1 空一面。空全体。「—にわかにかき曇る」 2 《「一天下」の略》全国。全世界。「今年の春滅ぼし果てて—をしづめ」〈平家・一二〉
いちや‐けんぎょう【一夜検校】
1 江戸時代、千両の金を官に納めることで、検校の位を授けられた人。 2 急に金持ちになること。また、その人。にわか分限(ぶげん)。「米油、さては唐物(たうもの)薬種の買ひ置き、—になるやうな、ど...