にんじょう‐ずもう【人情相撲】
対戦相手の苦しい事情を推察して、わざと負けてやること。一人八百長(やおちょう)。
にんじょう‐ばなし【人情話/人情噺/人情咄】
落語で、世情・人情を主な題材としたもの。「芝浜」「文七元結」など。
にんじょう‐ぼん【人情本】
江戸後期から明治初期まで行われた小説の一種。洒落本のあとを受けたもので、町人の恋愛・人情の葛藤などを描く。為永春水の「春色梅児誉美」などが代表作。中本(ちゅうぼん)。泣き本。
にんじょう‐み【人情味】
人間らしい心のあたたかみ。情味。「—あふれる話」
にん・じる【任じる】
[動ザ上一]「にん(任)ずる」(サ変)の上一段化。「特使に—・じる」
にんじん
《原題、(フランス)Poil de Carotte》ルナールの長編小説。1894年刊。のちに一幕ものの戯曲に改作。「にんじん」とよばれる赤毛でそばかす顔の少年が、冷たい母親や兄姉との家庭生活で味...
にん‐じん【人身】
人間のからだ。じんしん。「幸に—を得、要法をきく」〈沙石集・三〉
にん‐じん【人参】
1 セリ科の越年草。茎は高さ約1メートルになり、葉は細かく裂ける。根は太く、地中にまっすぐ伸び、黄橙色。カロテンを含む代表的な野菜で、根のほか若葉も食用になる。初夏、白い小花を多数つける。名は、...
にんじん‐いろ【人参色】
人参1の根のような色。鮮やかな橙色。
にんじん‐ぐも【人参雲】
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