塗(ぬ)り箸(ばし)で素麺(そうめん)を食(く)う
《すべって挟みにくいところから》物事がやりにくいことのたとえ。
ぬり‐ふで【塗(り)筆】
⇒平筆(ひらふで)
ぬり‐べ【漆部】
漆部司に属した漆塗りの技術者。
ぬりべ‐の‐つかさ【漆部司】
律令制で、大蔵省に属し、漆塗りのことをつかさどった役所。大同3年(808)内匠寮(たくみりょう)に併合。うるしべのつかさ。
ぬり‐ほね【塗(り)骨】
《「ぬりぼね」とも》扇や障子などの骨で、漆塗りにしたもの。
ぬり‐ぼん【塗(り)盆】
漆塗りの盆。
ぬり‐まくら【塗(り)枕】
漆塗りの箱枕。遊里などで用いた。
ぬり‐まわし【塗(り)回し】
茶室などで、塗り壁の出隅・入隅の部分を丸く面をとって柱を見せないように塗ること。
ぬり‐もの【塗(り)物】
漆塗りの器物の総称。漆器。
ぬりもの‐し【塗(り)物師】
漆塗りを業とする人。ぬりし。