ねじしき【ねじ式】
つげ義春の漫画。昭和43年(1968)発表。自身の夢をもとに非現実的な情景を描いた作品。平成10年(1998)、石井輝男監督により映画化。出演、浅野忠信、藤谷美紀ほか。
ねじ‐じょうご【捩じ上戸/拗じ上戸】
酔うと理屈を並べたて人にからむくせ。また、その人。「酔えば即ち—」〈紅葉・二人女房〉
ねじ‐そで【捻じ袖】
⇒巻袖(まきそで)
ね‐じたく【寝支度】
寝るための用意。寝る準備をすること。「—を調える」
ネジド【Nejd】
サウジアラビア中央部の高原地域。イスラム教ワッハーブ派の発祥地。
ね‐じに【寝死に】
眠っているうちに死ぬこと。「その夜の宿にして—に死にけり」〈今昔・二七・四五〉
ねじ‐ぬき【螺子抜き】
ねじを抜くのに用いる道具。
ねじ‐はぐるま【螺子歯車】
ねじ状に歯を切った歯車。二軸が互いに平行でなく、交わりもしない場合の伝動に用いる。スクリューギア。
ねじ‐はちまき【捩じ鉢巻(き)】
「捩り鉢巻き」に同じ。「—の男」〈中勘助・銀の匙〉
ねじ‐ばな【捩花】
ラン科の多年草。草地や芝生に生え、高さ5〜30センチ。広線形の葉が根もとから出る。夏、花茎に多数の桃紅色の小花が螺旋(らせん)状に並んでつく。もじずり。《季 夏》「—のまことねぢれてゐたるかな/時彦」