ね‐ぬき【根抜き】
1 草木を根のついたまま引き抜くこと。「雑草を—にする」 2 以前からずっとそういう状態であること。はえぬき。「いやいや—の法華でなければ信心うすし」〈浮・懐硯・四〉
ね‐ぬけ【根抜け】
1 同系統の窯で作った陶磁器のうち、最も古い製品。特に、古瀬戸の茶入れや古唐津(こからつ)などにいう。ねぬき。 2 物事の徹底していること。「学文知らぬ者は曽我とまでは気がついても、—がいたしま...
ね‐ぬなわ【根蓴菜】
ジュンサイの古名。「根ぜり—」〈梁塵秘抄・二〉
ねぬなわ‐の【根蓴菜の】
[枕]ジュンサイの根が長いところから、「長き」「くる」「ね」などに掛かる。「—苦しきほどの絶え間かと」〈後拾遺・雑二〉