ねん‐ごう【年号】
年につける称号。中国の漢の武帝の時の建元を初めとし、日本では645年の大化に始まる。即位・瑞祥(ずいしょう)・災変、また、干支の辛酉(しんゆう)・甲子(かっし)の年に改号した。明治以後は一世一元...
ねんごろ【懇ろ】
《「ねもころ」の音変化》 [形動][文][ナリ] 1 心がこもっているさま。親身であるさま。「—にとむらう」「—なもてなし」 2 親しいさま。特に、男女の仲が親密であるさま。「—な間柄」 [...
ねんごろ‐あい【懇ろ合ひ】
親しい間柄であること。また、男女が情を交わした仲であること。「小かんがいとしがる人と言うて互ひの—」〈浄・氷の朔日〉
ねんごろ‐が・る【懇ろがる】
[動ラ四]親しいようすをする。「—・らむ人のねぎごとに」〈源・常夏〉
ねんごろ‐き・る【懇ろ切る】
[動ラ四]縁を切る。男女の関係を断つ。「傾城なれば飽いた時は—・る」〈浄・用明天王〉
懇(ねんご)ろにな・る
親しい仲になる。特に、男女が情を通じる間柄になる。
ねんごろ‐ぶん【懇ろ分】
親しい間柄の人。特に、男色の関係を結んでいる人。「役者仲間に—を求めて」〈浮・男色大鑑・七〉