グロッソラリア【glossolalia】
ある言語社会で、理解不可能であるような形のくずれた語や無意味な音声連鎖を作り出して話すこと。ある社会では宗教性・呪術性をもち重要視されるが、現代の多くの社会では精神障害の一例としてとらえられる。異言。
くろ‐とり【黒鳥】
1 羽毛の黒い鳥。 2 黒い水鳥。現在のクロガモという。「—といふ鳥、岩の上に集まり居り」〈土佐〉
クロシドライト【crocidolite】
角閃石系の石綿(アスベスト)の一つ。蛇紋石系のクリソタイルに比べて発癌性(はつがんせい)が強く、平成7年(1995)から製造・輸入・使用等が禁止されている。青石綿。→アモサイト
クロレラ【(ラテン)Chlorella】
淡水産のクロレラ属の緑藻の総称。単細胞からなり、球状で、クロロフィルや良質のたんぱく質を多く含む。緑色植物として最も繁殖力が強い。光合成の研究などに用いる。
くろ‐こうじきん【黒麹菌】
黒褐色の胞子をつくる麹菌の総称。沖縄・鹿児島・伊豆諸島などで泡盛や芋焼酎などの製造に用いられる。→白麹菌 →黄麹菌 [補説]発酵の過程で大量のクエン酸を生成し、これが雑菌の増殖を抑えるため、暖地...
くろもん‐どおり【黒門通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。猪熊(いのくま)通りと大宮通りの間の通りで、豊臣秀吉によって新設されたといわれる。全長約3.5キロ。
クロロエタン【chloroethane】
有機塩素化合物の一種。エタンの水素原子1個を塩素原子に置き換えたもの。劇物。甘い香りをもつ無色気体。かつてガソリンに添加されたテトラエチル鉛の原料として利用された。化学式C2H2Cl モノクロロ...
クロイツボーデン【Kreuzboden】
スイス南西部、バレー州、ワリスアルプス山中、サース谷の町、サースグルントの近くにある展望地。人造貯水湖のクロイツボーデン湖がある。4000メートル級の山々が連なるミシャベル連峰と氷河を一望できる...
げい【鯢】
[音]ゲイ(漢) 1 雌のクジラ。「鯨鯢」 2 両生類の名。サンショウウオ。 3 小さい魚。小魚。「鯢鮒(げいふ)」
けいおん‐き【警音器】
サイレンや自動車のクラクションなど、警告音を出す装置の総称。警笛。ホーン。 [補説]道路交通法ではサイレン・鐘を除外し「警音器」と称する。