の‐づかさ【野阜/野司】
野原の中で小高くなっている所。野にある丘。「あしひきの山谷越えて—に今は鳴くらむ鶯(うぐひす)の声」〈万・三九一五〉 [補説]書名別項。→野づかさ
のづかさ【野づかさ】
半田良平の歌集。大正8年(1919)刊行。
の‐つ‐ち【野槌】
《「のづち」とも》 1 《野の霊(ち)の意》野の神。「次に草の祖(おや)草野姫(かやのひめ)を生む。亦は—と名づく」〈神代紀・上〉 2 野にすむマムシ・サソリの類。〈名義抄〉 3 化け物の一種。...
の‐づち【野土】
腐敗した植物質を含む肥沃な黒土。
の‐づみ【野積み】
物を屋外に積むこと。「材木を—にする」
の‐づら【野面】
1 野のおもて。野原。「—を渡る風」 2 山から切り出したままで加工してない石の表面。また、その石。 3 恥を知らない、あつかましい顔。鉄面皮(てつめんぴ)。「此処等から一番—で遣(やっ)つけよ...
のづら‐づみ【野面積み】
石垣の積み方の一。自然石を加工しないで積み上げるもの。
の‐づり【野釣(り)】
川や沼などの自然の釣り場でする釣り。