はる‐なが【春永】
1 ㋐日が長く感じられる春の季節。「そこにはいつものどかな—の空気があった」〈寅彦・亮の追憶〉 ㋑特に年始に、末永いことを祝う語。《季 新年》「—といふやことばのかざり縄/立圃」 2 《いずれ春...
はるのうみ【春の海】
新日本音楽の一。箏(そう)・尺八二重奏曲。昭和4年(1929)宮城道雄が歌会始(うたかいはじめ)の勅題「海辺巌(かいへんのいわお)」にちなんで作曲。春の海ののどかな情景を描写した標題音楽で、宮城...
はる‐げしき【春景色】
春らしい風景。春ののどかな景色。春望。春色。
み‐か【三日】
1 三つの日数。3日間。みっか。「—ばかりありて漕(こ)ぎ帰り給ひぬ」〈竹取〉 2 月の第3日。みっか。「三月(やよひ)—は、うらうらとのどかに照りたる」〈枕・四〉 3 ある事から3日目。特に婚...
へのこ【辺野古】
沖縄県名護市の地名。太平洋に面し、沖合いにはジュゴンが生息する。長閑(のどか)な農村だったが、昭和30年代に米軍基地キャンプ・シュワブが建設され、開発が進んだ。東端の辺野古崎沿岸に、普天間(ふて...
みや‐うつし【宮遷し/宮移し】
「遷宮(せんぐう)」に同じ。「神風や朝日の宮の—影のどかなる世にこそありけれ」〈金槐集〉
パストラル【pastoral】
[名・形動] 1 牧歌的であるさま。田舎風。「のどかで—な気分」 2 田園生活や牧歌的な気分を描いた音楽・絵画など。 3 ⇒牧歌2
ゆう‐ぜん【融然】
[ト・タル][文][形動タリ]気分がのどかで、和らいでいるさま。「—として心に浸む」〈蘆花・自然と人生〉
ゆう‐ゆう【融融】
[ト・タル][文][形動タリ]とけ合ってなごやかなさま。のどかなさま。「和気—として福神も此所(ここら)に居たまうべし」〈露伴・辻浄瑠璃〉
もの‐ねんじ【物念じ】
物事をこらえ忍ぶこと。がまんすること。「—してのどかなる人こそ、幸ひは見はて給ふなれ」〈源・浮舟〉