のべ‐がい【延(べ)買い】
延べ払いで商品を買うこと。
のべ‐がく【延(べ)楽】
雅楽で、延べ拍子を用いる曲。延べ物。→早楽(はやがく)
のべ‐がね【延(べ)金】
1 きたえて平らに延ばした金属。 2 切り金(きん)の一。金銀を薄く打ち延ばしたもので、切って貨幣の代用とした。 3 刀剣のこと。
のべ‐がみ【延(べ)紙】
縦7寸(約21センチ)、横9寸(約27センチ)ほどの小形の杉原紙(すぎわらがみ)。江戸時代、高級な鼻紙として用いた。延べ。
のべ‐きん【延(べ)金】
金をたたいて延ばすこと。また、その金。
のべ‐ギセル【延(べ)ギセル】
全体を金属で作ったキセル。打ち延べ。
のべ‐ぎん【延(べ)銀】
銀をたたいて延ばすこと。また、その銀。
のべ‐ごめ【延べ米】
1 代金は後日支払う約束で買い込んでおく米。利息を見込むため割高になるが、転売して急場の入用にあてたりした。「広庭には—を借りて積み重ね」〈浮・椀久一世〉 2 ⇒出目米(でめまい)
のべ‐ざお【延べ竿/延べ棹】
1 (延べ竿)1本の竹で作った釣り竿。→継ぎ竿 2 (延べ棹)三味線の棹で、継ぎ目のないもの。→継ぎ棹
のべ‐じんいん【延(べ)人員】
一つの仕事を仕上げるのに要した人員を、仮に1日で仕上げるものとして換算した総人員数。例えば、3人で5日かかった仕事の延べ人員は15人。延べ人数。