おなが‐ざめ【尾長鮫】
ネズミザメ目オナガザメ科の海水魚の総称。日本近海に、深海性のハチワレ、表層性のマオナガ・ニタリの3種がある。ニタリは全長約4メートル、他は6メートルに達し、いずれも尾が長く、全長の約半分を占める...
おどり‐じ【踊り字/躍り字】
国語で、同じ漢字や仮名を重ねるときに用いる符号。「あゝ」の「ゝ」(一の字点)、「いろ〱」の「〱」(くの字点)、「国々」の「々」(同の字点、もしくはノマ)、「各」の「
」(二の字点)などの類。重...
おなが‐どり【尾長鶏】
鶏の一品種。江戸末期に土佐(高知県)で作り出された。雄の尾羽は抜け換わらずに伸び続け、8メートルを超すものもある。羽色は白色、褐色、白と黒のまじりなどがある。特別天然記念物。長尾鶏(ちょうびけい...
おとし‐ぶみ【落(と)し文/落(と)し書】
1 政治批判など公然とは言えないことを書いて、人目につきやすい所に落としておく文書。落書(らくしょ)。 2 甲虫目オトシブミ科の昆虫の総称。小形でゾウムシに似るが、首が長い。体色は黒・赤などで光...
おな・じ【同じ】
[形シク]《「おなし」とも》形容動詞「おなじ」に同じ。体言に続くときには、連体形「おなじき」のほか、和文脈のものでは語幹「おなじ」がそのまま用いられることが多かった。「あしひきの山は無くもが月見...
お‐ながれ【御流れ】
1 予定していたことができなくなること。「雨で試合が—になる」 2 酒席で、貴人や目上の人から杯を受けて、これについでもらう酒。古くは、飲み残しの杯を渡され、そのまま飲んだ。「—を頂く」 3 目...
おとし‐みそ【落(と)し味噌】
粒味噌を、すったりせず、そのまま汁に入れること。また、その味噌汁。
おとし‐あな【落(と)し穴】
1 歩いている人や獣が気がつかずに、そのまま落ち込むように仕掛けた穴。 2 (比喩的に)人を陥れるための策略。「うまい話には—がある」 3 (比喩的に)それと気づかずにおちいりがちな、好ましくな...
おし‐なが・す【押(し)流す】
[動サ五(四)] 1 水流の激しい勢いで物を運び去る。「濁流が家を—・す」 2 時勢や感情など、意のままにならない強い力が動かす。「激情に—・される」
オセロ【Othello】
シェークスピアの四大悲劇の一。5幕。1604年ごろ初演。ムーア人の将軍オセロは部下イヤゴーの奸計(かんけい)に乗せられて妻デスデモーナの貞操を疑い、殺害したあと、真相を知って自殺する。オセロー...