すずめ‐の‐てっぽう【雀の鉄砲】
イネ科の一、二年草。田のあぜに生え、高さ約30センチ。春、褐色の葯(やく)が目立つ淡緑色の穂を密に円柱状につける。すずめのまくら。すずめのやり。やりくさ。《季 春》「—磧(かはら)もここは田のつ...
すた・る【廃る/頽る】
[動ラ五(四)] 1 「廃れる1」に同じ。「いつのまにか古い習俗が—・ってしまった」 2 「廃れる2」に同じ。「—・ってしまった服装」 3 そこなわれる。失われる。「男が—・る」
[動ラ下二...
スタイリング【styling】
1 デザインの様式。型。 2 インダストリアルデザインで、製品の機構はそのままで、外側のスタイルだけを変えること。 3 服飾で、1枚の服に、帽子、靴、その他のアクセサリーを添えるなどして効果的な...
すじ‐こ【筋子】
サケ・マスなどの卵を、卵巣膜に包まれた状態のまま塩漬けにした食品。すずこ。《季 秋》→イクラ
すご‐ろく【双六/双陸】
1 二人が盤を隔てて向かい合って座り、交互にさいを振って、出た目の数によって盤上の駒を進め、早く相手の陣に全部入れたものを勝ちとする遊び。インドに起こり、日本には奈良時代に中国から伝来。 2 紙...
すっ‐ぽか・す
[動サ五(四)] 1 すべきことをしないで放置する。そのまま打ち捨てておく。「仕事を—・して遊びに行く」 2 約束を破る。「約束を—・される」 [可能]すっぽかせる
すぐ【直ぐ】
[形動][文][ナリ] 1 物の形などが、直線的で曲がっていないさま。「百折れ千折れ、五間とは—に続かぬ坂道を」〈漱石・虞美人草〉 2 人の性質などがまっすぐであるさま。正直。すなお。「—な心...
スクーナー【schooner】
2本以上のマストに縦帆を装備した西洋式帆船。18世紀初期にアメリカで建造。幕末の日本で建造された君沢形(きみさわがた)もこれに属する。
すくい‐なげ【掬い投げ】
1 相撲のきまり手の一。まわしを取らず、差し手を返して、相手をわきの下からすくうように投げる技。 2 柔道で、相手の投げを外し、後方から相手のまた下に手を入れ、持ち上げて逆さまに投げる技。以前は...
すぐ‐ばけ【直ぐ化け】
遊女などが、客の心をつかむために、身の上などをありのままに打ち明けること。「粋の客は—を以て倒(こか)すべし」〈浮・禁短気・五〉