てんか‐たいへい【天下太平/天下泰平】
[名・形動] 1 世の中が平和でよく治まっていること。また、そのさま。「—な(の)世」 2 なんの心配事もなくのんきにしていること。また、そのさま。「—な(の)暮らしぶり」
らくてん‐てき【楽天的】
[形動]物事にくよくよしないでいつも明るいほうに考えていくさま。のんきなさま。「—な性格」
ノンシャラン【(フランス)nonchalant】
[形動]無頓着でのんきなさま。なげやりなさま。「—な性格」
膝枕(ひざまくら)に頰杖(ほおづえ)
美人の膝を枕に寝るのと、ひとりでぼんやり頰杖をついているのとでは、大変な違いがあるということ。また、のんきなことのたとえ。
ハッピー‐ゴー‐ラッキー【happy-go-lucky】
[形動]のんきな。楽天的な。行き当たりばったりの。
人事(ひとごと)でな・い
他人事だとのんきに思ってはいられない。やがて自分の上にもふりかかってくるかもしれない。「—・い老年問題」
のんき‐ぶし【のんき節】
《歌の終わりに「はは、のんきだね」という囃子詞(はやしことば)が入るところから》大正7年(1918)ごろから流行した俗謡。添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)が社会を風刺して歌ったもの。また、昭和に入...
ゆうゆう‐かんかん【悠悠閑閑/優優閑閑】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりと落ち着いているさま。のんきにかまえるさま。「—と毎日を過ごす」
ひょう‐ぜん【飄然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 世事を気にせずのんきなさま。飄乎(ひょうこ)。「—とした暮らし」 2 ふらりとやって来たり去ったりするさま。飄乎。「—と去る」
のんこのしゃあ
のんきで、しゃあしゃあしていること。平気で、ずうずうしいこと。また、その人。「今頃私の宅へ—で遣って来るのも」〈漱石・道草〉