はえ‐かび【蠅黴】
接合菌類ハエカビ科のカビ。ニクバエなどハエ類に寄生して殺し、白い菌糸の塊をつくり、分生子と接合胞子を形成する。
はえ‐かわ・る【生え変(わ)る】
[動ラ五(四)]前に生えていたものが抜けた後に、それに代わるものが新しく生える。「歯が—・る」「毛が—・る」
はえ‐がしら【蠅頭】
1 矢羽の名。黒みを残して羽(は)どったもの。 2 「疣結(いぼゆい)」に同じ。 3 擬餌鉤(ぎじばり)の一種。ハエの形を模したもの。
はえ‐ぎわ【生え際】
額(ひたい)や襟首などの、髪の生えている部分と生えていない部分との境目。
はえ‐さがり【生え下(が)り】
こめかみの下の部分に生え下がった毛。また、もみあげ。
はえ‐ざ【蠅座】
南天の小星座。南十字星のすぐ南にあり、日本からは見えない。学名 (ラテン)Musca
はえ‐じごく【蠅地獄】
モウセンゴケ科の多年草。高さ20〜25センチの食虫植物。葉柄は平たく、葉は円形で縁にとげ状の長い毛があり、虫が触れると左右から閉じて捕らえ、消化する。6月ごろ、花茎の頂に白い5弁花を数個開く。米...
はえ・す【生えす】
[動サ変]「生える」に同じ。「柳こそ伐(き)れば—・すれ世の人の恋に死なむをいかにせよとそ」〈万・三四九一〉
はえ‐たたき【蠅叩き】
ハエをたたいて殺す道具。はえ打ち。はいたたき。《季 夏》「—はなさぬ老となりにけり/万太郎」
はえ‐ちょう【蠅帳】
「はいちょう」に同じ。