苦肉(くにく)の策(さく)
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀(はかりごと)。「—を講じる」
くろ‐まく【黒幕】
1 黒い色の幕。特に、歌舞伎で、場面の変わり目に舞台を隠したり、道具の奥に掛けて背景代わりにしたりする黒木綿の幕。 2 表面には出ないで、指図をしたり、はかりごとをめぐらしたりする者。「政界の—」
ぐ‐けい【愚計】
1 愚かなはかりごと。 2 自分の計画や考えをへりくだっていう語。
ぐん‐りゃく【軍略】
攻撃・防衛に関する軍事上のはかりごと。戦略。「—を密にする」
けい【計】
1 合計。「—三〇万の売り上げ」 2 はかりごと。計画。「一年の—は元旦にあり」「国家百年の—」
けい【計】
[音]ケイ(漢) [訓]はかる はからう はか ばかり [学習漢字]2年 1 数える。はかる。「計器・計算・計測・計量/会計・合計・集計・推計・統計・累計」 2 はかる器具。「温度計・体重計」 ...
けい‐ぎ【計議】
はからうこと。相談すること。また、そのはかりごと。「仇敵を打滅すべき—をば、運(めぐ)らされて」〈逍遥訳・自由太刀余波鋭鋒〉
けい‐さく【計策】
はかりごと。計略。策略。「向来回復の—を、種々に思案せしが」〈竜渓・経国美談〉
けい‐ぼう【計謀】
はかりごとをめぐらすこと。また、はかりごと。計略。「—を用いて人を陥れる」
けい‐りゃく【計略】
目的が達せられるように前もって考えておく手段。また、相手をだまそうとするたくらみ。はかりごと。策略。「相手の—にひっかかる」「—をめぐらす」