はかな‐もの【果無物】
弱々しいもの。つまらないもの。役に立たないもの。「悪霊は、執念(しふね)きやうなれど、業障(ごふしゃう)にまとはれたる—なり」〈源・夕霧〉
墓(はか)に布団(ふとん)は着(き)せられず
⇒石に布団は着せられず
はかのかなたのかいそう【墓の彼方の回想】
《原題、(フランス)Mémoire d'outre tombe》シャトーブリアンの自伝。著者没後の1848年から1850年にかけて刊行された。墓の彼方からの回想。
はか‐ば【墓場】
墓のある所。墓地。墓所。「ゆりかごから—まで」
はかばか‐し・い【捗捗しい/果果しい】
[形][文]はかばか・し[シク] 1 物事が望ましい方向へ進むさま。順調に進むさま。多く打消しの語を伴って用いる。「工事の進みぐあいが—・くない」「回復が—・くない」 2 際立っている。はっきり...
はかば‐きどう【墓場軌道】
役割を終えたり、寿命を迎えたりした人工衛星を周回させる軌道。対地同期軌道よりやや高い上空約37000キロメートルをとる。利用中の他の人工衛星との衝突によるスペースデブリの発生を防ぐ。廃棄軌道。
はか‐びょう【破瓜病】
統合失調症の病型の一。破瓜期に発病することが多い。
は‐かぶ【端株】
商法で、株式配当・株式分割・株式併合などによって生じる、1株に満たない株式のことであったが、平成18年(2006)5月施行の会社法により廃止され、それまで端株制度と並存していた単元株制度に一本化...
はかま【袴】
《「穿(は)く裳(も)」の意かという》 1 和服で、着物を着た上からつけて、腰から下を覆う緩やかな衣服。ひもで腰に結び留める。行灯(あんどん)袴、馬乗(うまのり)袴、近世に礼服として用いられた長...
はか‐まいり【墓参り】
[名](スル)墓に参って拝むこと。特に、盂蘭盆(うらぼん)に先祖の墓にお参りすること。墓詣で。ぼさん。《季 秋》